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②「逃げる」コミュニケーションがあってもいい
前回①のあらすじ
高校までは、狭い地域の中で、感覚レベルで「話せば分かる」コミュニケーションがとれていました。
大学時代、日本全国から集まってくる人たちとは、「感覚のズレ」を感じ、仲良くなるにも難しいことがありました。それは、何とか「受け流す術」を覚えました。
結婚して4世代同居。嫁という名の他人。「家」に入り込むのはさらに難しいものがあります。大姑・姑(嫁)・嫁という三角形のバランスが崩れると、更に厳しい風が・・・大姑が亡くなってからの嫁姑の関係は・・・
◎食事作りは、誰の為?
朝食は、それぞれ好きな時間に作って食べます。
昼食は、4人分私が作りました。お昼の時間に間に合わないときには、用意をして出かけていました。
姑が出かけるときには、「お昼いらないからね」としっかり私に伝えてでかけます。そんな時は、私もゆっくりできると外出して帰ると、舅がしょんぼりしている時がありました。
「ご飯がなかった。おかまを開けてみたけど、ごはんすらなかった。」
それ以来、姑だけが出かけるときには、私を捕まえて
「今日は、『私だけ昼ご飯いらないから』」と目を見開いて私にプレッシャーをかけて出かけていきました。『舅の分ちゃんと用意しろ』ってことだよね・・・その顔に日々、イヤな気持ちが積もりました。
夕飯も6:30には食べられるように準備しなければなりません。
私は、ピアノ教室が4時、5時~8時くらいまで入っているので、その前に準備しなければなりません。
ピアノ教室がない時には、時間を見計らって「餃子」を作ったりするのですが、6:30には、姑の配膳準備が始まります。
私「ごめんなさい、時間の見積もりが甘かった・・・あと10分かかってしまいます。」
姑「あら、食べるものがないわけじゃないのよ、気にしないで。(別にあなたに夕飯作ってなんて頼んでないし)」
と言って、魚の缶詰を開けて、夕飯にしていました。
そっかー、別に無理して姑舅の夕飯の準備しなくていいんだ・・・
◎毎月、体調を崩すように
もやもやした気持ちの中、毎日毎日食事の準備に明け暮れます。
・秋口、冬、春先・・・時には真夏にも。ぎっくり腰になり寝込む。
・定期的に食事がのどを通らなくなり、1日寝込み、2日かろうじて水分を摂り、3日目辺りにみかねた夫が外に連れ出し・・・何とか元の生活に。
・突然襲ってくる吐き気を伴う「頭痛」・・・半日寝込む。
結局、1か月元気に過ごせる月ってなくなってきた・・・
寝込んでしまうと、他にやりたいこともできなくなってしまい、効率が悪い。夫や子供たちにも迷惑をかけてしまう。
意を決して、「食事はそれぞれの好きなタイミングで好きなものを食べる」ということを提案してみました。
ちょうど息子たち2人とも外に出るので、姑のお許しも出た。
◎ぎっくり腰、食事がのどを通らないことが、なくなる
やはり、ストレスによる身体の異変だったんだな・・・
同居しているお嫁さんは、ストレス性の病気にかかる傾向にあると思われます。友人でも「パニック障害」「石を取る手術した」等聞いたことがある。
姑も大姑も大きな手術をしたという話を聞いた。
もちろん、「よい嫁」でいたい、思われたい。という気持ちがあっても、まずは、「よい妻」「よい母」ができなくなるほど「よい嫁」にこだわることはないんじゃないか・・・みんなにいい顔はできないですよね。自分という人格は一人しかいないのですから。
話し合いができない、分かり合えない・・・という人からは、「距離を置いて」自分の心をすり減らさないようにしようと実行中。
今は、それでうまくいっています。
◎大事な注意点
ここでひとつ大事になってくるのが、「逃げる」コミュニケーションは、確実に味方をしてくれる人がいないとうまくいかない。ということを付け加えておきます。
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