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お願い上手(^_^)

ピアノ教室にお願い上手な保護者がいます。
このお母さん、ちょっと強引に懐に飛び込んで来るのですが、その要求に応えてあげたくなっちゃうんです。何故か?!
分析してみました。

①私のことを配慮している言葉が入っている

お願いする内容は、かなり強引。
そして、突然。
でも、いつものことなので、ハイハイ・・・と独り言を
つぶやきながら、「お願いメール」の内容を読み進める。

そのメールの文末にはいつでも
「先生も、お忙しところ申し訳ありませんがよろしくおねがいいたします」
「無理なお願いをしたにもかかわらず、引き受けてくださりありがとうございます」
「文章が長くなり、すみません。返信は不要です」
↑(私のアドバイスに対しコメントが長くなった時)

②自分ができることを精一杯やっている

ピアノ教室に通わせる生徒の保護者は、ピアノが弾けない方が多いです。
それでも、家では練習することが大切なので、教室で、「練習の仕方」
「練習時間の作り方」など、生徒自身が取り組めるようにお話をします。
それでも、人間ですし、まだ未成熟な子供ですから、「誘惑」に負けてしまいます。そこで、保護者の「声かけ」になるのですが・・・

このお母様、それ以上のことを考え、見事に練習し続けさせたのです。
「お母さんも頑張っているんだから、私もできる限り協力したい」
となったわけです。

ピアノの先生に丸投げになりやすいのに、このお母様の行動力には頭が下がりました。

努力が実を結ぶといいな・・・

とは言っても、努力の形は、人それぞれ。
実を結ばなかったとしても、「努力は無駄にならない」と言うお話を、
私からもお母様からも・・・
がっちりタッグを組んで「育てていこう」というような
メールのやり取りをしたので、なんとか冷静な気持ちで『結果報告』を
待とうと思います。

信頼関係がなせるワザ

この文章を参考に「お願い事をしよう」と感じた方!
表面だけ真似すると大変なことになる場合もあるので、気を付けてくださいね。


お願いの仕方、お願いの内容、相手の立場を慮る、自分にできる努力…
お願いする相手の心の余裕、技量
・・・すべての歯車があった時、気持ちよく、ことが運ばれていくのだと思います。



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夢二ムニカ
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