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家仕事「セーターを寝かせる」〜休み休み大切に着ること〜

2月5日(土)

くもり のち 晴れ

*今朝の作業

 コーヒー豆をひく

作業といっても自分用。冷凍庫に入れてある、カフェインレスのコーヒー豆をひく。

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 正月飾りの花をメンテする

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毎年玄関の正月飾りの花を買う。お節料理の買い物後で大体お花が目に止まって、寂しくなった財布から躊躇いながらも、必ず毎年買って飾る。

毎年この旧正月くらいまで、松はもちろんのこと、艶やかな菊たちも日持ちする。何度か水を交換しただけで。躊躇いはしても、長い期間楽しめるので実際にはとても安い。

さすがにヘタってきたので、短く切って水上げをして、最後は仏壇に飾る。これも毎年のこと。これであと10日くらいは楽しめると思う。

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年賀の時期を抜けて、春のはじめまでわたしに笑顔を向けてくれている花。

次の元旦にも、飾ろう。

日本の季節を祝う色々な飾りは、日本人の醍醐味だし、これからも楽しんでいきたいな。


*セーターを寝かせる


 天然素材が好き

近年のセーターについて、苦情がある。。特に、ここ5年ですっかり化繊のセーターがリーズナブルな価格帯の商品の主流になってしまったこと。

近所のモールを歩いて、「あ、素敵だな。」と思って手に取ると、大体化繊(ポリエステル、アクリル、ナイロン、ポリウレタンとか)。。。パッと見た目は、ウール的であったり、カシミアタッチとかいう呼び名もあったな。

息子と服を買いに行った時にこの話をしたら「化繊って何?」と聞かれてしまって、衝撃を受けたが、確かに自分の買うものの素材を気にして買う若者はあまりいないだろう。

化繊のセーターの苦手なところは、

・髪の静電気
・金物に触った時の静電気のパチっ!

それも嫌だけど、もっと嫌なのは、

・肌の乾燥

・最悪なのは、チクチク。

私の肌が強くない、、それも大きい理由だろうけど。

 休み休み長く服と付き合うために

私は、ウールかカシミアのセーターを毎年ちょっとづつ買いたしたり捨てたりして、今は合計6枚くらいもっている。ウールは、洗濯できる薄手のだから気楽に洗濯しながら着られるが、カシミアのは金額も高いので、丁寧に扱いたい。

だから、2日続けて着ることは、基本的にしない。

1日着ると、こうやって ぶらーんと干して寝かされる。

(細かい毛玉ができ始めてる。今年、電動の毛玉カッターも新調した!)

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椅子に引っ掛けておくのでもいいのだけど、寝かせておくと、肘の部分が飛び出たのとか、デコボコとしたのが、真っ直ぐになる。

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 昭和の子どものとき、ウールのセーターは、季節に2度くらいしか洗わなかったんですよ。

この話をしても、昭和のノスタルジーのように聞こえるだけかもしれないけど、子どもの頃は、本当にセーターは季節に2度くらいしか洗わなかった。もちろん素材はWOOL。動きやすい、可愛い模様の入った中手のセーター。

うっすら記憶がある。

みんな忙しくなって、衛生的にもなって、気楽に洗濯機で洗えて乾燥もできるように、化繊のセーターや、どの衣料でも化繊が増えた。うちの息子たちの買うのもそう。私だって作業着と思って着ているのや、素敵だからと手を出す服だってある。

昭和時代には、そもそも服が、もっと高かった。高価で丁寧に扱うべきものだった。話逸れるけど、自分が時代を3つ(昭和・平成・令和)も跨いで生きると思ってなかったなぁ。

・・・私は、もうあれもこれもと流行りの服を欲しがる訳ではないし(昔ほどではないという意味。もちろん今でも買い物は好き)、できれば気持ちがいいセーターをゆっくり長く着たい。

私は、「シンプルに生きる」で有名な、フランスの作家 ドニニック・ローホーさんの本を昔から読んでいる。その中で服を休ませるという話があった。

大事にしたい服は、やすみ、やすみ、これからも大切に着ていこう。

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