けいはんなビジネスメッセに出展しました。（号外）
2024年10月3日(木)～4日(金)にかけて、けいはんなビジネスメッセ2024というイベントに筆者の会社（えがおIT研究所合同会社）が出展しました。
筆者にとっては、初の展示会への出展でしたので、初体験のことがいろいろあり、しんどい面もあるものの、楽しいイベント参加となりました。
とはいうものの、かなり疲れたのも事実です。
というわけで、今回は号外としてその準備のお話と出展しての感想などを書こうと思います。
けいはんなビジネスメッセ2024
このイベントは随分と前から開催されているらしく、今回は19回目とのことです。
毎回数千人の参加者があるとのことで、いろんなお客さんに出会えそうなのが魅力的です。
今回は地元の商工会議所さんから案内メールがあり申し込みをしました。
ブースはよくあるタイプのもので間口2メートルくらいです。
会社名のプレート、机、いすなどは主催者側で用意いただけますが、後はご自由に、というこれもまたよくあるスタイル。
ビジネスメッセ自体は60ブースほどの出展ですが、一つの大部屋で収まる程度の規模感です。この両日は同じ建物の中で他のイベントも同時開催されていました。
・京都スマートシティエキスポ
・京都フードテックエキスポ
・スタートアップフェス
これらを含むと出展社数は優に150を越えていたようです。
ブース展示
さて、筆者の会社の主たるビジネスは、情報セキュリティ教育です。
ですので、展示物といってもパネルの展示＋チラシの配布くらいのものです。
とはいえ、ある程度の見映えのするパネルとなるとA1サイズくらいは欲しいところ。
ですが、手元のプリンタではA1の印刷などできるはずもありません。
調べてみますと、地元にそういった印刷を請け負ってくださる業者さん（印刷スタジオ）があることがわかりました。自社からクルマで5分くらいですので、すぐそばです。
話を聞いてみますと、A4サイズの電子文書（PDF）を用意しておければ、A1サイズに拡大して印刷いただけるとのこと。（ただし1枚1700円程度とそこそこお高い）
早速、持ち込んで印刷をいただきましたが、非常にキレイに印刷ができ大満足でした。
こういった大判のポスター印刷のプリンタは大きなロール紙に印刷するスタイルなのですね。ちなみに使われていた機器はEPSONのPX-F8000というものでした。
また、その印刷スタジオさんで、チラシの印刷（モノクロ100枚）もお願いしました。
100枚でもさすが印刷、コピーに比べて格段に安いです。
ポスターパネル
さて、ポスターはできたものの、ポスターそのままでは、少々カッコ悪いので、パネルを作ることにしました。
もちろん、世の中にはA1パネルなんて山のように販売されていますが、そこそこイイお値段（3000円～5000円程度）になります。
ウチのように今後も展示会に参加するかわからない会社には、少々もったいない投資です。
というわけで、お得意の手作りパネルに挑戦です。
ベースは使い慣れたプラダン（プラスチック段ボールと呼ばれるもの）で、周囲をジョイナーと呼ばれる「コ」の字型のプラスチックの飾りを貼り付けます。
これなら、パネル１枚を900円くらいで作れます。
我ながらセコいとは思いますが、貧乏所帯ですので仕方ありません。
展示会が終わってから考えるとこのパネルはかなり見映えのするものでしたので、本人は満足しています。
が、直にポスターを貼ってみてもそれほど悪くなかったので、わざわざ作らんでも良かったかなと思わんでもありません（さらにセコい）
展示会当日
結果として、2日間でいろいろなお客さんにご訪問いただきました。
ポスターの1枚のタイトルを「セキュリティ対策、『がんばりすぎない』が大事」としたのですが、これに賛同いただくことが多く、「そうよねぇ、何でもがんばりすぎないのは大事よねぇ」とおっしゃる方もおられました。
筆者の主張を多くの方に認めていただいたのは本当に嬉しかったです。
両日ともにかなり雨が強かったこともあり、来場者数はかなり少なかったようです。他のブースにも顔を出す時間も取れましたので、多くの出展者とお話をしました。
また、初日の展示会後には、会場内で立食の懇親会があったのですが、ここで多くの方と名刺交換をしました。翌日には交換した方のブースを訪問してチラシをお渡ししました。
今回のイベントでは、来場者の方はもちろん、他の出展社の皆さんとも交流できたことは大きな収獲でした。
初日には、１社10分間のアピールタイムがあったので、他社のアピールも聞いて面白そうなお話をされているブースに訪問して、さらにお話を聞いたりもしました。
筆者もアピールタイムに情報セキュリティのお話をしましたが、それで訪問いただいた方が少なかったのは残念。まだまだ精進が足りないということですね。
様々な業種の方とお話できたことも楽しかったです。
警察のサイバーセキュリティ対策本部の方や、セキュリティ業界の会社さんや社団法人さんなども出展されており、いろんなお話を聞かせていただき、知らないことも多く勉強になりました。
もちろん、同じ業種の方とも「システム開発大変ですよねー」とか「セキュリティ教育って成果を形にするのが大変で...」などいろいろお話をしました。
異業種の食品製造業やIT機器販売の方と繋がることができたこともこういった展示会ならではです。
ブース出展の裏話
筆者の会社は一人会社で、社員は筆者のみです。
ですが、出展するとなると、ブースに誰かがいなくてはいけません。
どうしようか？というわけで、家族に出動をお願いしました。
奥さんはいざという時の遊撃隊、子供２名は説明員としてブースに立ってもらいました。
また、ポスター作成には末っ子が活躍と、家族総出の手作り展示会となりました。
説明員をやってもらったのはどちらも成人ですので、それっぽいカッコをさせれば十分社員に見えます。（親バカ？）
お客さんに説明する時に「詳しくはお父...いえ、代表にお聞きください」など危なげなシーンもあったものの、よく手伝ってくれました。
ちょっと気の毒だったのは、子供たちの名刺を作っておらず、名刺交換の場面で「切らしております」と言わせた点。
次回はちゃんと作ってあげよう。
ともあれ、全面協力体制を敷いてくれた家族のみんなには深く感謝。
今後は？
今回の展示会は初回としては得るものも多く、大成功だったかと思っています。
では、次も出展するか？となると何とも言えません。
セキュリティ教育については、皆さんも必要性はわかっているものの「すぐやりたい」とまでならない点があるのは事実。
来場いただいた方とお話できる時間も限られています。
具体的な話となりづらいのは、展示会という形式の限界なのかもしれません。
もっとも、多くの方と交流ができた点はとても価値がありました。
やり方を工夫すれば、次回はもっと良い展示ができるのではないかとも思います。
今回、けいはんなビジネスメッセでお会いした全ての皆様、そして開催に関わったすべてのスタッフに感謝いたします。
ありがとうございました。
今回は、けいはんなビジネスメッセの出展のお話でした。
次回もお楽しみに。
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