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4年生、一人でスイスに置き去れにされた話
どうも、今年で留学7年目になる高校2年生です。今はアメリカのコネチカット州に留学しています。僕は最初の4年間をスイスの学校で過ごし、その後アメリカに転校しました。今回は英語を喋れなかった小4の僕がどうやってスイスのボーディングスクールで生き残ったのかを話せればなと思います。
まずタイトルにもある通り、僕は日本の小学校を4年生半ばで中退してスイスに一人で留学しました。実は、スイスは寮制の学校(ボーディングスクール)のメッカで優秀な学校が揃っています。少し高い学費は否めないですが。。。僕が行ったのはLa Garenneという学校で山の上にポツリと位置している完全に都市からは隔離された学校でした。
そんな場所にいきなり入れられて助けも呼べなくなった僕はまず泣きました。とことん泣きました。朝も昼も夜も最初の2日間は泣き続けましたね。でも学校はそんな困った子の対応には慣れていて、泣いている間24時間ずっと僕のそばにいて応援の言葉をかけてくれていました。これは多分ほとんどの留学生が通る道なんじゃないでしょうか。
そんな時、こんな僕にある男の子がサッカーしようと誘ってくれました。昔からサッカーは好きだったので半ベソながらも外に出向きました。いざプレイするとたちまち笑顔になり入学して二日で、僕にはサッカーを通して友達ができました。僕が思うにスーポーツや楽器は言語が通じなくてもコミュニケーションが取れる「魔法のツール」です。
心配だった授業面についてはかなり楽でした。僕みたいに幼い頃から留学する子のほとんどは学校が要している英語が未熟な子のためのプログラムに入り、英語を基礎から習います。最初の方の授業は個別で受けることもでき、授業についていけなくなる心配はありません。そして、やはり子供の脳みそは柔らかく1ヶ月もすれば簡単なコミュニケーションは取れようになっていました。クラスメイトの輪に入り、二人の親友さえできました。個人的にスイスでの生活は日本の生活より100倍楽しかったです。
今回はこんなところで終わりにしようと思います。この体験談が留学を考えている方や留学に興味がある人たちの助けになれば嬉しいです。これからも体験談を書いていこうと思うのですがもっと聞きたいよって方はぜひLikeや聞きたいことをコメントに残してくれるとと幸いです。次の話ではスイスの学校についてもっと深く話していければなと思っています。