アメリカ留学をして速攻生徒会長になる方法
どうもこんにちは、今アメリカに留学をしていて、今年で留学7年目になる高校二年生のえがおともうします。
僕は英語も喋れないまま小４の時にスイスに留学し３年前スイスの学校からアメリカに転校し半年でアメリカの学校で生徒会長になりました。今回は僕が何でこんな短期間で生徒会長に上り詰めることができたのかを伝えれればなと思います。
アメリカの生徒会長はpresidentと呼ばれています。直訳すると大統領ですからタイトルだけでもめちゃめちゃかっこいいですよね。そんなアメリカのpresidentですが日本みたいなきちんとした生徒会長の役割というのはなく、一応システムはあるという感じでとてもアバウトです。
というのは週に2回ある朝の朝会の司会を務めれば任務完了なのでただ少し仕事が増えた普通の学生です。メリットとして高校の進学で戸籍にドーンとpresidentというタイトルを置けるのでそれだけでもやる価値がありますね。
僕が生徒会長の存在を知ったのは友達との何気ない会話の中でした。その時、ジョークで二人で生徒会長と副生徒会長になろうと約束を交わしました。そのあとすぐ残念ながらその友達は途中でロシアに帰ってしまい無念の脱退。
ただ一人になっても僕はもちろん諦めません。
日本人の生徒会長なんて学校の100年以上の歴史でも例を見ないし、ましてや6年間ある学校生活に途中から最後2年だけ入ってきた馬鹿な新入生が生徒会長になるなんてあり得ないことでした。
翌日お父さんに"僕は生徒会長になる”と伝えると父は笑いながら"まあ、楽しくやってくれよ”とゲラゲラ笑いながら言っていました。
その時僕の頭に流れてきたイメージはゲラゲラ笑うお父さんが驚きで椅子から転げ落ちている様子でした。
アメリカの学校では生徒会長は学生のみの投票で決まります。もちろんほとんどの先生からしたらこいつ誰や状態だったと思うし頭の良さやスポーツの万能さではなく、一番人気で信頼できる奴が勝ちなのです。
てことは、、、”僕にもチャンスがあるじゃん！”と思いました。
そこから僕は学校で開催される行事やイベントなどを使って目立ちまくりました。
日本人の文化を伝えるミーティングでは "お江戸はカーニバル”by zombiesというとダンスを全校の前でソロダンスをパフォームしました。
そしてもちろんダンスはうまくないです。
なんてたって3歳の時に江頭2:50から習ったスタイルを16年間貫き通しているのですから、海外の人は初めて見るタイプのダンサーでしょうね。ダンスを見てみんな大爆笑、終わった時には立って拍手をしてくれていました。
次に活躍したのは冬に行われたスピーチ大会でした。そこでは”ユーモアとは？”というテーマにそって、ユーモアあふれるスピーチをした結果、見事決勝進出をはたしました。
今思うと、あんな空っぽで意味不明なスピーチがよく決勝までのこったなと思います。
こう言う行事でのパフォーマンスは先生に僕の学校への真剣さが伝わったし学校全体にやべーやつがいるなと思わせられたので大成功でした。
そしていよいよ勝負の最終学期となったところでコロナが流行り始め、僕は学校が始まってからわずか半年程で日本に強制退去させられました。
残るは最後の選挙のオンラインスピーチのみ。
しかも競争相手は全員もれなく女の子
選挙当日、夜中1時ごろズーム越しに選挙が始まりました。
女の子たちはそれぞれとんでもなく真面目で深いスピーチをする中、
もちろん僕はまたふざけ倒しました。
すると数日後なんと
無事生徒会長に就任することができました。
人生で一番と言って良いほど嬉しかったですね。
そして予想通りお父さんは椅子から転げ落ちていました。
また何と驚くことに副生徒会長も日本人の女の子が勝ってしまい、日本人が完全に学校の主導権を握るという面白い展開になりました。
僕はこれを通して、結局度胸と自信があればどんなに英語が壊滅的でも生徒会長になれるということを証明できたなと思っています。
友達が作ってくたVOTE FOR EGAOと書いてあるポスター
今回はこんなところで終わりたいと思います。自分のユニークな体験談だったので話させていただきました。生徒会長の仕事なども今後話す予定で何ので興味があれば是非Likeをくれると幸いです。