僕のオーディオまわりのあれこれ

オーディオまわりの環境はお金をかければかけるほど充実するのはわかっていたけど、そこにそんなにお金もかけられなくて、もともとそんなに特別こだわっていたわけではありませんでした。
以前には車の運転中が音楽を聴く主な時間だった時期もあったし、4年ほど前からMacBook Proを使っていて、この頃(ちょうど大きなモデルチェンジがあった)以降のモデルのスピーカーはちょっとお高いイヤホンやスピーカーなんかよりもよっぽど優秀だったのでそれで満足していたということもありました。
2年ほど前からオーディオ機器に少しずつこだわるようになってきました。これには明確なきっかけがあったわけではないんですけど、アナログで音楽を聴く機会が増えてきてやっぱり作り手がこだわったものから少しでも多くの情報を正しく受け取りたいと思うようになったからなような気がします。この頃にはサブスクで聴くことがほとんどだったが、ちゃんとCDで聴くことを増やしていくとサブスクの音質では満足できなくなり、それに伴って少しずつオーディオまわりの環境を整えてきたというところです。

前置きは長くなってしまったが、最近オーディオまわりのことが話題になることが多くて一度どこかにまとめておこうと思っていたのでこの機会に書いてみています。
ちなみに僕のスタンスとして、そこそこの値段でその割にはパフォーマンスのいいやつを買う、ということが多いのでめちゃくちゃ高級なオーディオを使っているということはありません。輸入品や中古なんかで実値よりかなり安く買うことが多いです。説明書がなかったり日本語表記がなかったりするくらいで特に困った頃はないかな。。。
ということでジャンルごとに書いていきます。最近おすすめなんかを聞かれることも多いいので、オーディオ沼の入り口にいる人間が何を使っているかみたいな目でご覧いただければ。

コンポ

コンポはヤマハのB043 という機種を使っています。

10年ほど前まで実家にいたとき以来のコンポ購入だったので、いろいろ検討して家電量販店で試聴して買いました。
まず以下の条件で探して検討しました。
・入力ソースとして、CD、AUX(イヤホンとか差すタイプのジャック)、Bluetoothがあること。
・ラジオに対応していること(ラジオリスナーなので)。
・左右のスピーカーが分離されていること。
左右のスピーカーが分離されているというのは個人的にはとても重要で、ステレオにミックスされた音楽を楽しむためには欠かせないかなと思っています。高級スピーカーでも独立していないものではなんとなく満足できないなというのが個人的な印象です。

このコンポですが、同じ価格帯のものではかなり音の解像度は高いです。ヤマハの製品だけあって特にピアノの音はかなりクリアでクラシックには特に強いかなという印象をもっています。

AUX入力があるので、PCやテレビなどの音をスピーカーから出力したいなというときには最終的にこのコンポから出力しています。

イヤホン

まず大前提として僕は有線が好きなのですが、段々とイヤホンはワイヤレス、ヘッドホンは有線のような使い方になりつつあります。。。

ワイヤレスを使い始める前は長くpioneerのイヤホンを長く使っていました。

こちらも価格帯の割には優秀ということに加えて、Shure掛け(耳の後ろから回して掛けるスタイル)ができることからずっと使っていました。

その間、ワイヤレスもいくつか使ってみはしていたのですが、本格的に初めて使ったのはピエール中野さんが監修していることで知られるAVIOTのものです。

というかこれを書くにあたって、こんなに値段が落ちていることに驚いているのですが(書いている時点では5000円切ってる!!)、僕が買ったときは10000円ちょっとでした。正直フルワイヤレスは10000円超えてこないと話にならないってのが相場なので、このAVIOTのイヤホンはとても衝撃的な音質でした!!優秀すぎる!!

ただ個体差もあったのかもしれませんが、音圧の大きな曲を聴くとホワイトノイズが起きやすいっていうのが難点だった気がします。

とは言いつつも、ワイヤレス使ってみたいけど何を使っていいかわからないという人にはとりあえずおすすめしたい機種です。今ならかなり値段も落ちてるし。

ピの監修したイヤホンがこの後いくつか出ています。無線は3まで、有線は2まで出ています。無線ピヤホン3は買ってみようとも思っているのですが、入荷状況通りが合わずなかなか買えずに苦しんでいます。。。

有線ピヤホンの初代は使っています。こちらはとても優秀です。2000円切っているなんて信じられない。。。ワイヤレスなら10000円超えているような機種よりも音はいいです。
僕は出先で音のかかわる作業をするときに使っています。
ただ音が尖りすぎてて最近これ使うと耳が疲れやすいんだよな。。。

そんで今メインで使っているイヤホンがこちらです。

ゼンハイザーのMOMENTUM Freeという機種を使っています。これは先述のAVIOTのフルワイヤレスが故障してしまった後に少し上位機種にしようかなと探して買いました。

これも何機種が試聴して決めたものなのですが、最終的に同じくゼンハイザーのMOMENTUM true wireless 2という僕が使っているものの後継でフルワイヤレスのモデルとどちらにするかで迷っていました(上述したピヤホン3なんかもそうなんですけどアプリでイコライザーがついてるってのはかなり魅力的だったんですよね…)。もちろん左右一体型の方がのでフルワイヤレスと比べると圧倒的に音がいいということで、結果的にはMOMENTUM Freeを購入しました。試聴してきたものも含めて今まで僕が使ってきたワイヤレスの中では一番音がいいです。

ところで、音がいいって何だよ笑、って話なんですけど、小さい音がちゃんと聴き取れる、音圧の大きな曲でもそれぞれの音が潰れてない、高音の解像度が高い、とかがポイントかなぁと個人的には思っています。試聴するときにモニターする用の曲を自分の中で持っておくと面白いかなとも思っています。

余談ですが、ワイヤレスイヤホンを選ぶときにはbluetoothのコーデックというものが重要になってきて、詳しい説明は省いてしまうのですが、apt-Xやapt-X LL、AACに対応と書いてあるものを選ぶと間違いないと思います。まぁそれなりの値段するものならほとんどそうなんですけど。

また、左右一体型とフルワイヤレスそれぞれの長短ですが、
・フルワイヤレスの方が線がない分だけ快適、ただ逆に落として壊れたりなくしたりしやすい。
・左右一体型の方が音は圧倒的にいい。
・フルワイヤレスはほとんどの機種でケースが充電器を兼ねているため、充電切れの心配はほとんどない。
・左右一体型は4〜6時間程度で充電が切れてしまうものが多いので、丸一日出かけるとしんどい。
かなぁと思ってます。ただ市場の流れとしては、左右一体型は廃止してフルワイヤレス一本にする、というのが各メーカーの方針だそう(オーディオ売り場の店員さん談)なのでなかなか悩ましいです。笑

以上が、イヤホンまわりでした。ほかにもラン用のものなども持ってはいるのですが、それは最低限のレベルのものなので、、、笑

ヘッドホン

ヘッドホンは密閉型、開放型と大きく2種類があります。密閉型は文字通り耳の周りが密閉されていて音漏れがしないもの、開放型は耳の周りにスピーカーがあるような状態?(正確でない表現になっていてすみません)になっていて、ヘッドホンをしている自分だけではなく、まわりにも音が聴こえるような仕様になっています。密閉型の方が一般的なモデル、開放型は、ダイナミックに音楽を聴けるモデルかな、という感じです。

また、僕はヘッドホンを屋外に使うことはまずないので、有線のモデルしか持っていません。いま僕が使っているヘッドホンは2種類です。

まずは長く使っているもので、こちらは密閉型のものです。モニター型のヘッドホンなのでダイナミックに音楽を聴くためというよりは、音源が本来持っている音を正しく聴き取ることが目的のものです。確か買った当初は安かったからという理由で買ったような。。。今は楽器を弾くとき、音楽や映像を編集するとき用に使っています。

今メインで使っているヘッドホンは、イヤホンと同じくゼンハイザーのHD 599というモデルです。これは確か中古で安く買ったような。。。

多くの方がそうだと思いますが、去年から配信ライブを観る機会が増えて、でも今までライブを観ていたような臨場感には程遠くて、「もっとダイナミックに楽しみたい!」と思って買いました。目論見どおり、とてもダイナミックに聴けるようになって、家の中でも大音量で音楽が楽しめるようになりました。配信ライブを大音量で楽しみたくても、自宅ではなかなかそういうわけにはいかなかった部分を克服できました。とても重宝しています。もちろんCDを聴くためにも最高です。

このゼンハイザーのヘッドホンはイヤホン・ヘッドホンまわりでは一番買ってよかったと思うものです。オーディオオタクの人がよく発する月並みで怪しげな表現ではありますが、文字通り世界が変わりました。一番おすすめしたいです。

レコードプレーヤー

レコードプレーヤーは場所を取ったり、そもそも家が狭かったりなど色んな理由ですぐ買い替えられうように安いやつ使ってたんですが、最近引っ越してようやく買い替えました。

これも特別いいやつなわけではないんですが、程々の値段でゲトれたので購入しました。レコードプレーヤーも上見たらキリはないんですが、それに伴ってサイズもゴツくなっていくのでいま住んでる家の広さを考えたらこの辺が関の山かなと思ってのところです。

今回レコードプレーヤーを買い替えるにあたって、以下のポイントで検討しました。
・ちゃんとフタがあること(当たり前ではあるけど超重要)。
・スピーカー内蔵だったりbluetoothがついていたりと多機能でごちゃごちゃしていないこと(往々にして音が悪い)。
・フォノイコライザーを内蔵していること。

この最後のフォノイコライザーというのが重要で、レコードで拾う音はその性質上とても小さくなってしまうので、記録された音を正確に再現するには拾った音を増幅させる必要があります(表現が正確でないかもしれませんすみません)。昔はこのフォノイコライザーを別に用意しないといけなかったそうなのですが、最近の機種では内蔵されているものが多いので、探すときのひとつの条件にしました。

以前はIONのものを使っていて、そのときと比べると遥かにピッチは安定しているんですけど、盤によっては不安定だなーと感じるときもあるのが正直なところなので、ピッチが調節できるってのも重要だなと思っています。。。

いずれにしてもアナログはまだまだ初心者なのでこれから沼にハマっていきたいです。。。笑

アンプ

このアンプ(ヘッドホン用にヘッドホンアンプと呼ばれたりもする)ってのがまた難しくて、ここに手を出したらいよいよオーディオ沼に使っていきそうだなと思っている部分です。
先程のフォノイコライザーと要は同じでCDにせよサブスクにせよ圧縮されている音源を増幅させていま一度ダイナミックな音にしようぜってもの(だと思ってるけど当ってる?正確でないにしてもだいたいこんな感じのはずです)なのですが、こいつもなくてもいいけどあると大きく音楽を聴く環境がよくなるものです。

僕は、オーディオ・インターフェース(IF)という楽器やマイクの音をPCに入力するための機材を持っていて、こいつはアンプと同じような働きをしてくれる部分もあるので、こちらをアンプの代用としても使っています。

PC→IF→コンポ(スピーカー)orヘッドホン
レコードプレーヤー→IF→コンポ(スピーカー)orヘッドホン
コンポ(CD)→IF→ヘッドホン
のような使い方をしています。

これに関しては、まだいまいちよくわかってなかったり、そもそもアンプ自体が高価だったりしてあまり手は出せていないが実際です。オーディオの奥深すぎる。。。

おわりに

ということで、だらだらと書いてしまいましたが、僕のオーディオまわりの環境でした。書いてみると確かにここすごくこだわったなーとか思い返せてよかったです。笑

あとはカセットプレーヤーが今使っているものもほとんどおもちゃみたいな感じがして、いまいちコレ!というものと出会えていないので、いいものがあれば教えてほしいです。。。

まだまだ沼の入り口にいるなとは思いつつ、気づけば抜け出せなくなってそうな気もしないではないですが、なんだか書いてみる色んな人のオーディオへのこだわりを知りたいなと思ったので教えたください!

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