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201022THU Tempalay LIVE in LIQUIDROOM

2月以来のライブハウスというよりも今の心情で観るTempalayはどう映るんだろうという心持ちで観てきたライブでした。
運よく最前列ど真ん中で観ることができてメンバーの表情や細やかな仕草などよく見えて綾斗さんはやっぱめちゃくちゃギター上手いなとか色んな感情はあったんですけど本編ラストのMCに集約されていたような感覚で。
ラストがそなちねってこと自体は最近は珍しくないんですけどその前に「友人が亡くなってしまって。浄化するためにも最後の曲は個人的な感情で演奏させてください」と挟んでからの一曲。
綾斗さんは終始涙目に見えたしAAAMYYYもそんな表情でした。
そなちねは死について書かれた曲なので一音一音何かを伝えようとしてるのが十分理解できました。
1曲目が誕生だったり「天国か来世で踊ろう」という歌詞から続くのめり込め、震えろ。のギターソロが以前に増して狂気じみてたりして何かをメッセージしようとしているように感じたことも邪推ではない気がします。
アンコールで戻ってきた綾斗さんは相変わらず涙目だし本編ではずっとフードを被ってたAAAMYYYが顔を出すと明らかに泣いた後の表情をしているし、アンコールは希望の曲でもあるNew York Cityをやってくれたのは個人的に大好きな曲ということもあってグッときました。
やっぱりTempalayを観るたびに思う僕は小原綾斗になりたいしAAAMYYYは抱きたいしって感情はもちろんあるんですけどこのタイミングでメンバーの一挙手一投足がわかる位置からライブを観られてほんとによかった。
心の底から救われました。綾斗さんありがとう。
生きてりゃどうにも上手くいかないこともたくさんあるし実としてどうにかしないといけないことも山ほどあるけどいつだって音楽は救いだ。
好きな人やものが多すぎて罪悪感になってしまうときもあるけど赤い公園もTempalayもほんとにいいバンドだな。
こんなにも音楽が好きでほんとによかった。

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