ネイルなんかで心躍っちゃうなんて
仕事が終わって、思い立ってネイルサロンに立ち寄り、久しぶりにネイルしました。
爪を短めにきれいに整えて薄いピンク色にしてもらい、カサカサがツヤツヤになるのをぼーっと見ていると、心のカサカサも潤っていくようなそんな気がしてきたのです。
お店を出ると、えー心までツヤツヤになっちゃったー♡とちょっと舞いあがっているわたし、単純。
帰り道、車のライトがネイルに反射して、ネイルひとつでご機嫌になれちゃうもんだなーなんて思いつつ、少し肌寒い春の夜道を歩きました。
ツヤツヤになった爪、何度も見てルンルンするわたし。
爪なんて、顔や服装や髪型と比べてたいして人は見ないだろう、というのがあって。より自分のためにほどこした感、があったのかもしれません。
女という生き物は、生きているだけで何かと面倒くさく、大変だったりするのですが、心躍らせるようなご褒美が、そこそこあるものだなーと。
そして30年ほど生きていると、経験とともに、自分を満足させるハードルが高くなっている気がしていましたが、
ネイルひとつでご機嫌になれる自分に少し嬉しくもなりました。
ご機嫌になれるものを上手に使って、上手に生きていけたらいいなあと、爪を眺めぼんやり思う月曜日の夜でした。