実店舗を構えるということ
このネット通販の時代に、物販のリアル店舗を構えるのはアリなのでしょうか。
実店舗を構えるメリット
実店舗は、ネットショップと比較すると以下のようなメリットがあります。
認知される
ネットショップを立ち上げたとしても、星の数ほどあるネットショップの中から、自分のネットショップを見てもらうのは相当ハードルが高いです。
正しい場所を選んだ店舗であれば、そこにあるだけで自分の店が認知され、来店してもらうことができます。
お客様の声を聞くことができる
例えばネットショップでは「ジーンズが売れませんでした」という事は把握できますが、「ワンウォッシュではなくノンウォッシュなら欲しかった」という顧客の思いを知ることはできません。また「メイン顧客は30代女性」という情報に加えて、さらに「子供連れが多い」と分かれば、キッズを展開するという発想が浮かぶかもしれません。
商品を訴求できる
メーカー直販サイトで、その商品がいかに優れているかなどを長文でしたためても、まぁ読んでもらえません。他社との違い、商品の背景、会社の思いなどを伝え、実際に手にとってもらい、共感してもらうのは、直接コミュニケーションが取れる実店舗に勝るものはありません。
実店舗を構えるデメリット
ここまでメリットを語ってきましたが、当然デメリットも存在します。
コスト
やはり一番のデメリットはコスト。イニシャルコストとしては物件取得費、内装工事、備品、消耗品の購入費など。賃料、人件費、光熱水費といったランニングコストもかかります。
ただし、楽天やアマゾンといったECサイトでの売上フィーや、価格競争等を考えると、利益率が高い実店舗での販売も優位性があります。
店舗管理
売上管理、在庫管理、人員管理、現金管理などについては、一定のノウハウが必要です。自主性を育むためにも裁量は店舗に持たせる方が望ましいですが、一方で特に現金管理や棚卸などについては、明確にルールを設定しておく必要があります。
と、ここまでメリット、デメリットをざっと書いてみましたが、やはり自分達が作ったもの、選んだものをお客様に買ってもらえる喜びは何物にも代え難いです。
もし実店舗を構えてみたいが要領がわからない、店舗管理についてノウハウを知りたいなどございましたら、EG-AIDまでご相談ください。