諦めた私、諦めたくない私(創作詩vol.4)
諦めた私 諦めたくない私
したい、や、ほしいを考えて羅列したら
とても気持ち悪くて 耐えられない
素敵なありふれたもののハズ
心からは思えない そんなものばかり
自分が選んだものに価値を感じやすい
選ばれても価値を感じない
それなら、どうして選ばれるのを待ってるの?
選ぶ側にだけ 100の責任があって
選ばれる側には なにもなくて偉いみたい
選ぶ側は 必ずしも惨め 悲しい結末waiting
わからない では終わりたくない
明かしたい 解明したい
本当は 容姿端麗な恋人がほしい? 興醒めね
空から降ってこない
通り過ぎたら一生出会わない
運命 出会い方 第一印象 話しかけ方
どれも気持ち悪いと思われる
才能の持ち主私
簡単なことで
本当にルッキズムでいくならば
当たって砕けるしかないのだと
砕けたら元に戻れない私だから
今粉々の心
かき集めてるわ 無様にね
時折手が止まる
破片が濡れては乾く 幾度となく
高校生がこどもに見えるのは いつからだろう
AIの発展 時計の針は進んでいて
私 壊れてたみたい
時計もカレンダーも見えてなかった
もう今更だけど
嘘の愛 嘘の好き
嘘の口づけ 嘘の戯れ
どれもやられて やってきた
本当って なんだろう
本当と思っていたものが
嘘だったから
本当がなんなのか
分からなくなったよ
心は 治る日を心から
心待ちにしている
私には 私をもう治せないけれど
私には 私をもう直せないけれど
私は 死にゆくだけだけれど 嗚呼