【プレイ感想】ショコラ~maid cafe "curio"~ Re-order
⚠️当記事には「ショコラ~maid cafe "curio"~」のネタバレが含まれます。ネタバレNGの方はお戻りください。
や、最近シナリオ重めのゲームが多かったので!!!
ここで一息、王道エロゲをプレイすることに。
可愛い女の子との交流、それこそエロゲの醍醐味ですよね。ここしばらく迷走気味だったので、エロゲの良さを改めて確認する機会になりました🥹
それでは、これからは攻略順に感想をつらつらと。
1. 橘さやか
まず最初に攻略したのはさやかちゃん!!!
まーなんと恥ずかしがり屋でオドオドした子なのかしら…と思ってましたが…。
全然そんなことありませんでした。
洋菓子コンテストではちゃっかり準優勝勝ち取っちゃうし、そのお礼に私の身体を大介さんにプレゼント、とはなんでけしからん🙃
現実ではまず痴女判定されそうありえん…と普通に冷静になりましたが、ここはエロゲの世界。こんなベタベタシチュエーションも古き良き時代を感じてしみじみとしてしまいました(おい
ルート後半は、さやかちゃんのフランス留学をきっかけに決断を迫られる2人。
ここでバラさんが大介に語った言葉が印象的でした。
や、なんというかもう…至言ですね。
エロゲに出てくるおじさんは、素晴らしい人格者が多いのは何故か🥲
このセリフをきっかけに、物語は結末へと。
さやかがフランス留学を決意し、遠距離恋愛となっても互いを信頼し合い、帰国後に再びキュリオで働く&大介と結婚するTRUE END。
そして、フランスへは留学せずにキュリオへ残留し、そこで一流の菓子職人を大介と目指すNORMAL END。
もちろんどちらのENDも、お互いの信頼は根底に流れていますが、TRUEの方がより1歩踏み込んだ関係性になってるのかな、と。
物語の途中で、さやかちゃんは捨て子であることが明かされます。両親に捨てられた経験から、人一倍、信頼した相手への執着が強いキャラクターです。
NORMALでは、まだその執着を捨てきれていない。物理的に距離を取って、1人異国で夢へめざして邁進するTRUEの方が、さやかちゃんの精神的な成長が感じられます。
そしてTRUEへ行くためには、イベント「涙」と「説得」を通過する必要がある…大介の本心をさらけ出し、さやかちゃんに伝えるイベントです。
自分の本当の気持ちをきちんと相手に伝えてこそ、真の意味での信頼は成り立つものですよね。
当たり前といえば当たり前なのですが、短い個別ルートの中でも大切なメッセージがしっかりと描かれており、よくまとまった、素敵なお話でした。
あ、あとは翠のこのシーン、好きでした。
個人的には今の所翠が最推しです。
個別ルートも楽しみですね🥰
お次は真子さんルートをば✋
2.桜井真子
真子さんルートも無事完走。
基本のんびりおっとり。聖母みたいな包容力がある一方で、言う時は言う、やる時はやる女。
さやかちゃんの時ほど、深く掘り下げられるようなキャラクター性は無かったかな…というのが正直な感想です。
特に後半の、大介がやさぐれるキッカケになったセリフ。てっきり婚約者でもいるのかと…大介と一緒に騙されましたw「店長になった大介さん」は予想外!!
ここで婚約者がいて…といった展開だと、また違った真子さんの一面も見られたのかな?とも思いました。
まぁそれはともかく、やさぐれ大介は見てて少し辛かった…。とはいえ、天狗になってた大介が大切なことに気づくことができて、スカッとしたのも事実。
ここでも、大介を一念発起させるきっかけを作ったのは真子さんなんだよねぇ。よく観察してる…恐ろしい女性だ…。
NORMALは恋人でも友人でもない、歪なマザコンENDだったけれども、TRUEはしっかりゴールインしててめでたしめでたし!
3.結城すず
はい、すずルートも完走。
しっかり者だけど、お兄ちゃん大好きで甘えん坊。キュリオファミリー以外にはなかなか交わろうとしない、奥手な一面もある女の子。
妹だけに、なかなかに禁断のルートでしたが…。
とにかく、サイドキャラが光ってたお話でしたね…!
もうね、悠太君が良い子すぎる。自分の気持ちがすずに受け入れられないことが分かっても尚、彼女のために動こうとする健気さよ🥲
翠と香奈子さんも、良い味出してましたねぇ…。
大介の鬼畜の所業を聞いても、動揺はすれども仲間で居続けてくれる優しさ。
すずと大介の仲直りシーンを、この3人でしっかり見守っていたところは、なんだかホッコリしました。
翠は好きなキャラなので、個別ルートで報われてほしいなぁー。
TRUEでは結婚も示唆されてて、めでたしめでたし。
お次は美里ルート、行ってきます✋
4.真名井美里
美里ルートも、1週間ほど前に無事クリア!
世間知らずな箱入り娘だけれども、思いが強くて素直で、何より優しい子。
ノーマルENDはただのイチャラブENDでしたが、TRUEはなかなかのどんでん返しぶりにびっくりしちゃいました。
え、真名井家って893のお家柄だったの…。
そしてバラさん何者…シェフになる前は絶対その筋の人だったでしょ……ww
キュリオファミリー総出で真名井家侵入を共謀しててなんだかほっこりしました。
それにしても、大介が超カッコイイルートでしたね。
美里ちゃんが連れ去られる時も、決して暴力で抗わず、対話で貫き通そうとした。
ここもね、感動でしたね。
美里ちゃん、常に家族のことを考えてたんですね。
家を出て、キュリオで働き始めて、大介と出逢って。家に守られてるだけでは経験できなかったことをたくさん吸収して、本当に大きくなりました。
ラストはめでたくゴールインでしたね。
お嫁さんのお家がお家だけに、結婚後もなんだか一波乱ありそうですw
お次は楽しみにしていた翠ルート…!!
どんなお話になるのかワクワクです🥹
5.大村翠
翠ルートも完走しました!!
この作品一番の推しだっただけに、期待値が高かったルートなのですが…。
うーん、なんだろう、これじゃない感…。
大介とのくっつき方が、どうも行きずり的な感じで、少し残念でした。
翠を、体の関係で…ではなく、精神的に支えてあげるような場面があれば…。
ずっと大介に片思いしてきたのに、翠もこんな形でいいのか…?
まぁそれも大介が、弱い面もたくさんある、真の大村翠の姿をこの時点では知らなかったからなのですが。
ラストでやっと、大介は翠の真の一面を知ることになります。いや、遅すぎるわ!笑
とはいえやっぱり可愛い翠ちゃん。
バリバリ仕事できる感じが良いよね~。
普段の凛々しい姿と出れる姿のギャップ、塩梅も良きです。
終盤では、某ホワ○トアルバム的な展開に。
うーん、よく見た構図だ笑
香奈子さんと翠の関係性も、大きなキーになってたルートでしたね。
TRUEでは和睦して大団円、でしたが…香奈子ルートはどうなることやら。
さぁラスト、香奈子ルートへ行ってきます!
6.チロル
いざ、香奈子さんルート!と思ってたけれど、チロルルートを挟まないと先に進めないようで。
嵐のように現れて、風のように消えていったチロル。
それは、ママ(=香奈子)とパパ(=大介)が作り出したキャラクター。
架空のキャラクターが実体化するなんて…なんてリアルは、この作品ではナンセンス。すぐに受け入れられました。
やー、チロル、いい子ね。
落ち込んだ大介を励まそうと、アンティーク食器達とダンスをしたり。
本心では自分と大介が結ばれるのを望みながらも、それでもやはり、香奈子との幸せを一番に考えていたり。
あ、このうんちくは私もびっくりw
ほっこり温かくなるストーリーでした。
さぁお次は、ほんとのほんとに香奈子ルートです☺️
7.秋島香奈子
香奈子ルート、ショートストーリーまで完走!!
チロルルートと相まって、この作品の集大成ともいえるルートでしたね、これは最後に残すべき。
それにしても、香奈子さん、なんて不器用なキャラなのでしょう…。
大介のもとを離れない、という復讐を実行している反面、大介に未練ありありじゃないですか…。
大介も大介で、香奈子のことを未だに一番に想っていて。
想いの大きさ故にお互いの想いがなかなか交わらないもどかしさ。そしてそこに、大村翠というこれまた不器用なキャラが加わり、複雑に絡み合うそれぞれの思惑。
これは本当に翠の言う通り。
あ~、これもなんかよく見た構図ですね笑
ちょっとハラハラシーンでした。
最後は…やるな、大介!!
大介の戦略勝ち?思い出を持ち出すのは卑怯かもしれないけれども、そうでもしないと香奈子さんは攻略できなさそう。
アフターストーリーでは、パルフェ関連のエピソードも。
うーん、またパルフェ再プレイしたくなりました。
全体的な完成度としては、他のまるねこ2作品に比べれば劣るかもしれませんが、十分楽しませていただきました。
王道エロゲに触れて、エロゲの醍醐味を思い出しました。
可愛い女の子って、いいよね!!👍