マヌカちゃんのロリ化Prefabをつくってみた(AAO Freeze Blendshapeは偉大という話)
目標:マヌカちゃんの顔(Body)をロリ化して普通のマヌカちゃんと同じ表情ファイルで運用できるか?
・AAO Freeze Blendshape(Avatar Optimizer)を使って可能
・マヌカちゃんには顔形ロリ化用のシェイプキーが最初からある(morph系)
・そういうわけでマヌカちゃんをロリ化する商品を探した
・表情32種セットとあるがこれはロリ化用シェイプキーにいずれも一定値が挿入,指定されたものである
・普通の表情ファイルと併用すると顔の形が変わっては戻ることになりうまくいかない
・ロリ化用シェイプキーは一定値にしたあとAAO Freeze Blendshapeで固めれば、このように表情ファイルを特殊化する必要はない(どっち用の表情も使える)
・この技法は、瞳孔シェイプキーや目のキラキラ部分を常にいらないとして消去する値に固定化するテクニックと同じ
・まずロリっぽい顔を作ってみる(※紹介した商品prefabのシェイプキー状態とは異なる)ところ、顔の形を変更したことにより首の長さが増えて長すぎるようにも感じられたので首を短くしようとする
・これはHeadを位置調整しようとしてもうまく行かない
・結論から言うと、マヌカちゃんの首を短くするため頭を動かすには、アバターの首の挿げ替えをするように自分自身から自分自身への頭の挿げ替えをやらないと調節は不可能
・アバターの首の挿げ替えというテクニックの退化したパターンだが、そうしなければならない必然性が見えないので意外とハマった
・ロリマヌカちゃん用のシェイプキーの状態と首(頭)の位置情報が埋め込まれたロリ化用のPrefabが作成できる
・これを(挿げ替えでやるように)Head下にドラッグして、もとのHead下のボーンをすべてEditor Onlyにしたものが↓
・Bodyは(シェイプキーの値がロリ用に調整されてAAO Freeze Blendshapeで固定された状態の)顔のメッシュ
・この位置にあるとアニメーションパスが異なるので表情が動かないことになる
・そこで元のBody(顔)をEditor Onlyにして、ロリのBodyをコピーしてただしい場所に置く
・コピー元のBodyは使用済みなのでEditor Onlyにする
・白になってるBodyがロリ用の顔(Body)。でも「Body(ロリ顔)」とか名付けるとアニメーションパスが変わって動かなくなるのでややこしいが仕方ない。もしHairがデフォルトの髪型ならHair部分で同じことをする必要があるかも
・VisemeのFacemesh指定が無効になっているのでアップロードに失敗した(再指定してやる)
・通常の顔も、ロリ顔もファイル名はBodyなのでわかりにくいところがあるが、仕方がない
・Avatar Descriptorの目が動くところも指定し直す(任意)
・ブレンドシェイプをFreezeさせて、かつそれを動かすような表情ファイルを指定するとこの注意が出る
・⚠️固定・除去対象である以下の~ ←無視して問題ない
・やり方の詳細とかロリ顔の調整に使ったシェイプキー(※商品のシェイプキーとは別)は聞かれたら答えます
設定の配布
ファイルの内容:
空のPrefabにSkinned MeshとAAO Freeze Blendshapeコンポーネントがついています
あらかじめAvatar Optimizerをプロジェクトにインストールして(Missing Scriptのエラーが出る)
やり方その1
まずBlendShapes一覧の🔼マークのところを右クリックしてCopyを選択(Skinned Meshのコンポーネントごとコピーすると動かないので注意)
→シーン上のマヌカちゃんのBodyのBlendShapes部分を右クリックしてPasteして貼り付けてください
その2
つぎに同様にAAO Freeze Blendshapeと書いてある部分を右クリックしてCopy Componentする
→シーン上のマヌカちゃんのBodyにAAO Freeze BlendshapeをAdd Componentして同じ部分を右クリックして今度はPaste Component Values
あるいはAs Newでコンポーネントごと新しくコピーしてもOK
AAO Freeze Blendshapeはこんな感じのチェックがついていれば成功
BlendShapesはこんな感じになれば成功
Freeze Blendshapeによって、たとえばJaw_morph_roriは75で固定されたままになり、表情ファイルによって顔の形が戻るような指定があっても変わらないままになるという仕組み
ほかのシェイプキー変化にも応用できる。たとえばしなのちゃんのプリセットで変わった顔の形を固定するなど
それではよいVRライフを!