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3年目の「7-9PARK(ナナキュウパーク)」が始まります。

"朝2時間だけの公園" はたくさんの人の想いを載せて走り続けています。2022年4月2日、今日は私の誕生日(←)であり、大好きなプロジェクトがまた続けられる喜ばしい日になりました。

プロジェクトの詳細はリリースの中を是非みていただきたいのですが、僕が何故、このプロジェクトに想いをかけているのか、愛してやまないのかをお伝えしたくnoteを書きました。

たくさんの「やってみようじゃないか」が集まって続いているプロジェクト

始まりはコクーンラボの釜石剛さん。「新宿御苑の早朝開園の話があるんだけどどうかな?」とご相談をいただきました。YAMAGATA DESIGNのように、地域が地域のために盛り上がり、一人一人の取り組みが、やがて大きな社会課題を解決していく。そんな仕組みを作りたい!と考えていた僕は、当時の会社に「やりたいです」と伝えます。

その企画は、新宿御苑が開門する午前9時の前、朝7時から9時の2時間にアプリをつくって、周辺のヨガの先生やランニングコーチ、トレーナーがアクティビティを提供し、地域の人たちで運営を行い、企業や個人が支援しながらつくる新たな公園運営を!というものでした。タイトルは「朝の2時間だけに存在するアクティビティとコミュニテイ。新たな公園活用のカタチ」そんな企画書でした。

いま考えると、朝2時間だけで収支はどうする?運営どうする?雨降ったらどうする?アプリの制作費どうやって回収する?そもそもイベント運営やったことあるんやっけ?

と、もしいま、自分の会社で企画を上げてきた人がいたら、一蹴してしまう夢物語だったと思います(笑)。

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△当時の企画書の抜粋スライド

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そこからすぐ、怒涛の相談の毎日が始まります。もちろん圧倒的夢想パートナーで頭を拡張してデザインを起こしてくれる平大路拓也(https://icehamburg.com/)に相談。取り止めのない頭をUXに落としてもらいました。

そのデザインを持って、こんなアプリつくりたいんです!と有川栄一さんに相談。こうなったらやれるね、面白いねとすぐにつくり始めてくれました。今でも要件定義していない機能や配慮をアプリに入れてくれるスーパーエンジニアです。

今では最高の仲間である庄司竜太郎、昔のインターンだった河村くん、大塚製薬にいた松村さんに相談、リサーチからなんでも、大人を動かすための資料を手伝ってもらいました、無茶苦茶な話を形にしてくれてありがとうございます。

というか、これお金どうするんだっけ…!?と思った時に、YDでCFOを務めた井ヶ田さんが偶然千駄ヶ谷にいるという奇跡を生かさない手はないと相談。条件も決めずにふたつ返事で、本当に勇気でした。

環境省にOKをもらえるように、徹夜して仕上げた企画書。入札のやり方もわからないので手取り足取り釜石さんに教えてもらって。
基本的にできないことも「できる」と言って後からできるようにするスタイルで危うくも生きてきた私にベットしてくれたFMGの皆さんには感謝しかありません。

そんなこんなで企画は通り、人材も予算もかけれないため、今は土日祝だけになりましたが当時は月曜日の休園日以外週6日、僕と井ヶ田さんは毎日5時に起きて6時に門を開け、SNSを更新してトラブルに対応する、雨の日も、風の日も。本当に大変でした。

そんな中、チラシを作って募集した「ボランティア募集」には延べ20名以上の方が協力してくれました。応募があるだけで涙するレベルなのに、熱い気持ちを書いて送ってくれて、毎日サポートしていただきました。一人一人の顔も忘れられません。そしてその中でもパパリボン水谷さんチーム。新宿御苑で逆に声をかけられ、地域のデザイン会社としてできることがあると思うんですと、そこからずっとフルサポート。感謝しかありません。

アクティビティに困っていた時、一緒に働く国民公園協会の田端さんから、私たちずっと御苑でガイドしてたから、なんか手伝えないかな?とガイドツアーが始まったり。

他にもキッチンカーを持っている人、ヨガができる人、アートができる人、朝渋のコミュニティ、大沢伸一さんまで。さまざまな人が「なんかやってみたいんだけど」を載せてくれています。集客も約束できないこんなプロジェクトに乗っかってくれて、発信してくれて。勇気をたくさんいただきました。

そんな活動に「本当に素晴らしい。私たちは君たちが開催する限り協力します」と声をかけてくださり、運営をサポートいただいているシードコーポレーションの種本社長。あの言葉にはチーム一同涙しました。

そして、この美しくもツッコミどころだらけのプロジェクトを文句ひとつ言わず、ここがあるからこんな広がりがある、やってよかったね、やり続けようと言い続けてくれる、大石裕明をはじめとした stadiums, THE PERSON のチームメンバー、本当に感謝しています。なんかもう、愛しています。

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その他にも人を紹介してくれたり、勇気ある言葉をかけてくれたりした人は数え切れません。朝3時に起きて、エモいまま書き殴った文章なので、過不足が多々あると思います。申し訳ありません。ひとつ言えることは

『朝2時間だけの公園』は、こうして多くの人たちの想いを載せて走っています。今年もプロジェクトが続けられることを心から喜び、また毎年緊急事態宣言だまんぼうだと途切れ途切れになってしまったプロジェクトは、3年目で本格的にスタートだと思っています。想像もしなかった景色を、世界をつくっていきます。

桜を観に来るでもいいです。友達に会いに来るでもいいです。イベントが面白そうだからでもいいです。ふらっといってみようかな、関わってみようかな、が集まるともっともっと継続ができるのです。

個人も、企業の方も、なんかやりたい方も。
ぜひ皆さんのお力を貸してください。

さあ、今日も頑張るぞ。

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△リリースに使っていただいた写真よりw

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藤井 翔太|efgshota
「半径数mの幸せと、社会全体の幸せをつくる」ために、どんなに小さなご支援でも勇気になります。いただいたサポートで、心穏やかにコーヒーをいただきながらアイデアを考えます。いつもありがとうございます。