日課練習


日課練習は毎日淡々とする練習です。

以前に書きましたが、ギターの基本技術は3つ

スケール

スラー

アルペジオ

この3つの基礎を、気楽にやっていきましょう。

あってるか、間違えてるかなんて気にせず、

あなたの身体で思うままやってみてください。



表記について


青色の音符は、右手人差し指で弾きます。

赤色はの音符は 薬指です。

中指と親指は色はありません。

青色より低い位置にある音符は基本親指です。


解説


1番(小節番号で言っていきますね)

一本指練習です。ここから始めます。

薬指を1弦においてください。

中指は2弦に

人差し指は3弦に。

薬指から弾いていきますが、
弾いてる時、他の指は
各弦に置きっぱなしにしてください。
本当に1本だけ動かします。
すべてリラックスしているか感じながら。



◯2番 二本指練習です。

弾く前の準備。
親指を6弦に常に置いていてください。
上達が早くなります。

3拍子で m i m       i m i  と弾きます。

要は交互に歩くように弾く練習です。
記載どおりの運指で3パターン練習してみてください。


◯3番  3本指練習です。

4拍子になります。

記載通りに2パターンで弾いてください。


◯4番  親指(p)の連続打弦練習

ここから左手が入ってきます。
好きな感じで弦を押さえてください。
1ポジションだけで弾けるようになっています。

おすすめは、2回ずつ弾いていきましょう。
ミミ ファファ ソソ といった具合。
親指は付け根から動かすと故障もなく、
良い音がでます。
慣れてくると円運動みたいな軌道になります。
ですが、みなさん付け根がどこか知りません。しらべましょう。



◯9番ここからアルペジオになります。

繰り返し記号を忘れずに。

左手はコードで言うと 
EコードとAmコードです。
下に下げるだけで簡単に押さえれます。



アルペジオの目的は、親指との同時打弦です



なぜなら、この時にフォームが崩れるからです。
好きなギタリストの右手を真似るのもいいですよ。

たったひとつのコツは、右手の親指と人差し指を同時に弾いた時に
小指同士がゴッツンんこしないフォームを維持すること


◯29番 スラーです。

1本の弦だけでやります。
左手は1ポジジョンで、隣同士の指を使います。
必ず4弦から入るといいですよ。
むしろ最初は4弦だけで練習してください。

上行スラーで、1ポジジョン~7ポジションまで上がっていきます。
32番からは、きた道を下行スラーで戻っていきます。

次の33番のスラーは1弦になっています。
上行スラーで1ポジジョン〜7ポジションまで。
36番から戻って行きます。


スラーのリズムについて


最後に最も重要なリズムですが
最初が1番肝心なのです

スラーは
リズムが崩れますので、

「タコ」「イカ」「エビ」 と言いながら

行なってください。

(順番はなんでもいいんです)

普通の言葉のイントネーションでいいです。
それに音を合わして下さい。

スラーは3と4の指の組み合わせが

上行も、下行もできることが目標です。




日々淡々と


全部で10分ぐらい、毎日やってみてください。

最初はゆっくり、ノーミスで。

ノーミスのために、ゆっくりしてください。

無意識に動くまで反復しましょう。

長い時間は必要ありません。むしろ下手になります。


長い期間は 必要です。
日課練習はどんどん身体のクセが出てきます。
それが良いんです。



補強で日課エクササイズをアップしますので、
楽しんで日々の練習に、取り入れてみてくださいね。



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