「1ポジジョンだけで弾く!」カルリ作品へ長調 優雅なアンダンテ。
へ長調の2作品目は、和音が多くなってきます。
和音の音は、慣れないうちは低音から
ひとつずつとっていきます。
必ず指番号をしっかり書きます。
書き方は立てに書いていく方法で
今回の楽譜を参考にしてください。
運指は頭で想像して書く
3和音の場合は弾く前に、楽譜に先に記入しておくのをオススメします。
楽器は弾かずに、頭で指と指板を想像して運指を書きます。
最初は時間が少しかかりますが、
この方法は長い目でみると、とても有益な習慣で、曲の仕上がりも8倍早くなります。
その時に大事なことは、合っているか、
間違っているかなどと判断しないことです。
さっと、とりあえず書いてみる。
後で弾いた時に、間違えていると、
その分上達できるきっかけになります。
ポイント
左手は全て1ポジジョンで弾けます。
指の拡張と縮小が出てきますが、
なぜそう書いているかを
よく見て和音は弾いてください。
17小節目の矢印はラレンタンドです。
ゆっくりして息を吐いて終わってください。
次に続く19小節の音形は、左手のコードを全て綺麗に響かせてください。
右手の運指は完璧に記載していますが、
左手も難しくなっていきますので、
余裕がないうちは守らなくても大丈夫。
慣れてきたら右手の運指は、
ゆっくりと研究してみてくださいね!
ひとつの法則が見えてくるでしょう。
ところどころで半セーハが出てきます。
セーハはポジションの位置を規定します。
No. 17. Andante