運指=自分=自立


少し楽器の専門的な話題になりますが、


エフォートレスギターでは
すべての音に運指(うんし)をつけます。


運指は、ギターの場合 左手と右手。

運動しているわけですね。
ギターの弦を弾くために。

ピアノだと指は鍵盤を叩いたり、
ヴァイオリンだと、弓を持ってこすったり、
色んな動きがある。

運動+指(ゆび) = 運指(うんし)




結論から書きますと、
両手ともに、ギターの場合は



◎人差し指が軸になります




要は、軸が運動を決めていきます。
テクニックが安定しない人は、
両手の人差し指の【位置】を意識するだけで
技術は安定感を得る、手立てになります。



ー 人差し指を、意識する。 ー

意識は【頭】でします。

以前に

技術は習慣化(無意識)にする。

と言いました。

なので運指を選択して決めるというのは、

本番前の時期では基本的に遅いのです。





それは、音が単に出た、

だけで、
「流れ」にはなっていないでしょう。




意識は練習段階、
しかも1番最初の練習段階にすべきものです。




左手だと、人差し指(1のゆび)は

ポジション

を規定します。

ポジション=ひとつのゆびにひとつのフレット


右手だと人差し指は(iのゆび)
が、どの弦にあるか。

◯ 例 iの指が3弦にある場合

まず3弦をiで弾く

⚠️やめること 同じ指の連続打弦はしない

次に2弦を弾く場合は

 mの指か aの指で弾く

シンプル。同じ指は連続して使わない。



(ちなみに右手の運指づけは、左手の3倍選択肢がある)








運指づけは、


じぶんが「何をしているか」の明確化。

超意識化の手立てになります。



運指を、決めたあとは

簡単です。

ゆっくり動いていきましょう。


最初は2小節でも構いません。
2小節止まらないでくださいね。

よくある弾き直しも、なしです。
テンポ無視してます。


とにかく楽譜を読みながら運指通りに
テンポに入り、演奏していく




繰り返しすることで、身体が覚え、

無意識化までいくことができます。


この段取りを担々としましょう。


超意識して→最初から最後までを繰り返す



ここでのコツがあります。






決して評価(ジャッジ)をしないこと。







社会的な生き物である 人間 

人の目を気にすることは自然です。

しかし、比較が始まり、
自分を低く見積もったり、
反対に過剰に賞賛したり
謎の義務で、自分を振り回したり



すべて
他者を過剰に気にすることから来ている


自分が人からどう見られているか?



評価癖の犯人はソーシャルティー (社会性)の可能性が高い。



運指はそんな状況を本来の
道理に戻してくれるのです。

0か100かの話ではなく、
付き合い方の問題であると言うこと。


自分を厳しく評価しないと、
進歩につながらない。。


そんな事はありません。


そのままの、あなたが見えてくると
音がちゃんと鳴りだします。

誇張ではなく
余計な知識とか、
先生とかの言うことを聞いてませんか?


結構みんな落ちてる罠だと思います。
そこちょっと注意して見なおしませんか。


人の言うこと聞きすぎて
簡単に反省するのもやめましょう。


今日した練習の成果は?
とか、考えてませんか。
成果が上がる行動ばかり社会は求めてきます。
それ窮屈で、異常だと思いません?



運指だけに集中しましょう。 


つまり


おおらかに、超自分に、集中しましょう。



僕の好きな言葉があります。





周りを疑え、

先生や兄弟、親でさえ

しかし、

疑う、自分は


疑うな。



これ、古いインドの格言らしいんです。





疑うことは
「信用しない」
とは違います。

自分のスペースから演奏することなんです。
















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