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「1ポジジョンだけで弾く! 17 」カルリ作品  32番! ワルツ セーハの解除 練習曲!


第17弾はヘ長調です。

ヘ長調はセーハが多くなります。

理由はファ・ラ・ド(固定ド)の音が主音の和音になる。

その理由からギターの音の並びの構造で、セーハが多く必要になる調性です。

楽譜自体は読みやすい調。シ♭(固定ド)をつけて読みましょう。


セーハが多い 


セーハに記号を書いていますので、参照ください。

非常に多くセーハが出てきますが、ここでのポイントは

出来るだけセーハの時間は短いほど良いです。

ギリギリに入って、さっと解除して横型配置に戻します。

必要のないところではセーハはしないのがベターでしょう。


セーハは具体的に


また1の指しかセーハの技術には使われないので、この指が具体的に

どこの音を(何弦を)セーハで押さえないといけないかを明確にしておくと

指の細かい感覚が、作られていきます。

小セーハや大セーハとありますが、固定概念にとらわれず、ご自身の指で

楽に押さえれる(具体的には乗る感覚)位置や感触を探りましょう。

セーハは少し時間はかかりますが、毎日少しずつ継続すれば必ずできます。


セーハは指(特に親指)を壊しやすい、注意!


よくあるのはセーハをするとき、適当にとりあえずネックをギュとしてしまう

1本の指で棒のように押さえると、わかりやすく、直感的なので、

そういった動きになりやすい。

日々少しを続ける練習で、1日にたくさんのセーハの練習はしないように。

セーハに関してはすこし深掘りして記事を書いてみますので、また参照してくださいね。

セーハの練習曲シリーズもまたアップします。

悩みが多いギターのテクニックなので、多くの方に参照いただけたら幸いです。




この作品については、テンポは早歩きぐらいで、

音符の旗が下向きなのはpの指で打弦します。


No.32 Walze


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