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「1ポジジョンだけで弾く! 15 」カルリ作品  24番! 愛らしい小品

今回はハ長調の短い作品。
タイトルも曲想も記載なし。

しかし、軽いながらも、地味に良い作品です。

冒頭のオスティナートの音形はギターの良さの響きを生かして演奏しましょう。


ソロギター音楽の基本の作法!


3声と捉え、
メロディーが1番前に出るように

そのあとにバス。 

そして最後に内声(ソの音)を軽く添えて
弾くと、ギターは美しいです。

メロディー>バス>内声


難しく考えないように。

小難しく考えてしまう人が多いです。

イメージするだけで響きは変わります。

上記の事をだだ知るだけなのです。


終わりの4和音はしっかり右手を用意して、薬指もいれて、しっかり弱く弾きましょう。




親指の移動の練習


次のパッセージでは、親指は⑥⑤④弦を順に弾いていきます。

流れるような弾き方を求められ、右手が力んでいると難しいでしょう。

高音弦の右手の運指は、なぜそう書いてるのか、観察してみてください。

その次のパッセージでは、親指が③弦と⑤弦を交互に演奏し、④弦がスキップします。

その動きを親指がしながらも、高音弦との同時打弦をしないといけません。

親指の繊細な動きが求められますので、地味ながらも良い練習曲です。

カルリの軽い作品は、本当に独自の良さがあり、何度も弾きたくなりますね。

カポタストをして演奏しても、美しい作品ですよ。楽しんでくださいね!


No.24


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