「1ポジジョンだけで弾く!」カルリ作品へ長調! セーハが登場!
次はへ長調の作品に入っていきましょう!
調号の所がシ(固定ドで)のところにフラット♭が入っていますね。
シの音は全部半音下げてシ♭を選択しましょう。
1ポジジョンでは、
⑤弦の1フレットがシ♭
また、③の3フレットがシ♭ になります。
この作品は楽譜だけみると単旋律のような作品にみえますが、
低音が隠れています。
今回その声部は右手親指(p)で示しています。
この低音声部は響かせて演奏しましょう。
このように実際の楽譜の音価と違っても、和声音楽では実際の楽器の
響きを聴いて、感じて効果的に演奏します。
作曲家はそのギターからの響きを求め作品を生み出しています。
セーハの登場
また、新しい左手のテクニック『セーハ』が出てきます。
セーハは人差し指だけで複数の弦を押さえる技術。
この作品では、②の1フレットのド ①の1フレットのファ を同時に押さえます。
セーハについてはまた記事に書きますので、そちら参照ください。
まずは自分なりに適当にやってみてください!
No.16 Poco Allegretto
作品番号が16番になります。
作品番号が前回の7番から→16番になりますが、
理由はハ長調、ト長調、今回のへ長調と
あえてこの3つを選んで投稿していっています。
カルリは他の調性でももちろん順番に練習曲を書いていますが、
初心者の方々が、楽譜を読みやすいようにこの3つの調性が適していること。
またタイトルどおり1ポジジョンだけで弾けるように配慮している結果です。
作品番号は急に変わりますが、出来ればこのnoteの順番に進めていくのがオススメです。
目指すはどんな作品でも即レパートリーに出来るやり方です。
エフォートレスギターはあなたの望みを実現し、生涯ギターを楽しめる方法論です。