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コロナ禍で、2児のママが 「大手ホテル企業」から異業種の『イベント会社』へ転職した理由

初めまして。今年4月にFeel Brightへ入社したShokoです。
今回はなぜ私が「大手ホテル企業」から異業種の『イベント会社』へ転職したのか。動機やどのようにして入社したのか、3ヶ月経った今についてお話ししたいと思います。


キャリアの始まりはホテル業界

2014年4月に新卒社員として大手ホテル企業へ入社し、3年目には主任へ昇格。自身としては順風満帆。
毎日の仕事が楽しく充実した日々を送っていましたが「自身の家庭を築きたい」という希望もあり産休・育休に入ります。


2児のママ復職への道

実際に子育てが始まり子供と一緒に過ごせば過ごす程
「自分の子は世界で一番可愛い」
「ずっと近くで成長を見守りたい」
「家族での時間を大切にすべきだ」
という気持ちが強くなりました。
ずっと子供の側で過ごしたい。働くのも好きだけど子供を最優先したい・・・。

復帰が近づくにつれ「復帰する?」「退職する?」「転職も魅力的だけど・・・。」と悩みに悩み、揺れ動く日々を過ごすこととなります。

そんな中、
自宅で仕事ができるよう、手に職をつけたい!
スキルを身につけ自身の手で稼ぎたい!
と、産休中に受講したウェブデザイン学校の繋がりからFeel Brightの採用募集を見つけました。

「イベント会社での採用募集?なにそれ??」と早速ウェブサイトをチェック。
・・・。
Project Management Agency
・・・・・。
サイトをみてもよくわからない。笑

正直、異業種で育った私にはサイトを見てもどんな会社かさっぱりでしたが、募集要項に記載されていた「各個人ごとに持ち合わせた大切なスキルとスキルを掛け合わせた「スキルシェア」を積極的に行います。」という部分に強い興味を抱きました。

また即エントリーをした1番の決め手は
募集要項に
『フルオンラインスタッフ』
『週3〜OK』
『10時-15時の時短勤務(幼稚園ママ就労可能)』
とあったからです。

これは、、、私が描いていた「自分の時間と家族を大切にしたいし仕事もしたい!」が実現できるかとも・・・。と思ったのと同時に、こんな良い募集、取られたくないぞ!と思ったのが正直な気持ちです。

とは言え、自宅で仕事をするなど考えたことがなかった私にはフルオンラインスタッフというスタイルは画期的で、本当にそんなことできるの?!という
『働き方改革』ならぬ『生き方改革』でした。

しかし、ここで大きな壁が立ちはだかります。
育休明けというブランク持ちの私は、職務経歴書作成で苦戦することになります。

即戦力になるようなスキルや自己PRはありません。
どうすれば自分を売り込めるか・・・。と考えた末、
ホテル業界で培ったコミュニケーションスキル 、提案力・実現力 、処理力といった基本的人間力を押し出すことにしました。

面接はとても緊張しましたが(もちろんオンライン)社長が気さくに話してくれたこと、また社長の考える「企業理念」や「クライアントへの真摯な向き合い方」に深く心を動かされ、面接が終わる頃には、「働きたい!!」という想いがより強くなりました。

そんな私が最後に発した一言は
「私は社長の右腕になりたいです!!」
というものでした。笑

これが功を奏したのか、(違うと思うけど。)採用の連絡が入りました。連絡をもらった時は
やったー!!とガッツポーズでした。

この記事を書くにあたり、社長に採用の決め手を尋ねたところ、私が全面に押し出した人間力や人柄、やる気とのことでした。
「元々スキルがあるに越したことはないけど、スキルは後からついてくるものだから。」
と言われ、そう考えてくれる方もいるんだな。ありがたいな。と感じたのでした。


ワーママ入社後

実務に入り3ヶ月が経ちますが、募集要項通り『フルオンラインスタッフ』として勤務してます。
実は社長とはまだ直接会ったことがありません。勤務日はほぼ毎回オンラインミーティングで顔を合わせているため、私は既によく知っている間柄のつもりです。

クライアントとのオンラインミーティングやSNSグループにも入社直後から参加してますが、
積極的にクライアントとやり取りできるのは前職で培ったコミュニケーションスキルからだと思います。
最近行ったクライアントへのプレゼンテーションでは緊張のあまり画面OFFで参加する場面もありましたが・・・。

現在はクリエイティブ制作やアシスタントディレクター、秘書業務等、多岐にわたる仕事を任されておりますが、まさに千本ノックという感じ。
社長からはハッキリとした指示(ダメ出しとも言う)が戻ってきます。
クライアントのことを一番に考える社長の想いからなのですが、めげそうになりそうなことも多々あります。
そこを踏ん張り向き合えるのは元来負けず嫌いの私だからかもしれません。

仕事に対しては厳しい社長ですが、
口癖は『家族や家庭を大切にしてください』
『しっかり休んでください』です。
(恐らくそんな社長が一番休まず働いていると思いますが・・・。)

そのおかげで、私は今、自身が育休中に感じた
「家族での時間を大切にしたい」
という想いを大切にしながら
『働く』ことができています。


近い境遇の皆様へ

今回の復職を考えた際
何より大切にしたのは
「家族との時間」でした。

コロナ渦でもあり、なかなか思い通りにはいかない世の中ですが、自己の意思をはっきりと持ち、自身の弱みを知り、強みを見つけることがすごく大切です。

実は、社長から最初に言われたことがあります。
それは
「自分の弱みと強みを知ってください。そして自己マネジメントしましょう」
「弱みは強みが補えばいい、強みは弱みを助ければいい、それがスキルの掛け合わせです」
です。

まさにその通りだなと感じたことを今でも強く覚えています。

産休中で同じように悩まれている方は、ママや女性の復職を専門に扱っているエージェントもあります。
私は今回、株式会社ノヴィータCAREER MARKというリクルートエイジェンシーの方にお世話になりFeel Brightと出会いました。一度ご自身で探されてみるのも大きな一歩になるかと思います。
道は常に開かれている。私はそう思っています。


最後に

繰り返しになりますが
たとえ異業種への転職でも、自身の強みと弱みを深く考え、理解し、自己マネージメントすること、誠意を持ってこの会社で働きたいと伝えることで転職できる可能性がぐっと広がります。またスキルだけが強みではなく、組織の中で培った組織力や人間力も十分自身の強みになりうるのです。

Feel Brightでは今後も、
各スタッフが身体的精神的な面を含めライフスタイルや時代に合わせた柔軟な勤務形態と活力となる休息やライフスタイルを考慮し、剛柔バランス良く両立させることに取り組んでいくそうです。

今回の採用は「クライアントファーストであるからこそ、クルーファーストでありつづけたい」という考えから「時短復職制度に伴う フルオンラインスタッフ」を採用すると決定したものを実行したとのことでした。

育休中は先が見えず悩んでばかりでしたが、
一歩踏み出したことにより、今では変化する環境に適応した働き方ができるようになりました。

勇気を出して行動する。これが新しい未来を切り開く秘訣なのかな?と今では感じています。
同じ境遇の方も勇気を持って一歩踏み出していただけたらと思います。




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