高校・大学で英語環境で学ぶ生徒へのおススメ
高校・大学で英語環境で学ぶ時期こそ
私たちEFFECTではまもなく、小学生の低学年から長期間、当校に通い英語力を保持・伸長して来た子供たちが大学や高校に巣立っていく時期になります。幼少期から長い生徒なら約10年、見違えるほど立派になった子どもたちを目にするのは、私たちにとっても大きな喜びであるとともに、それを支えてこられた保護者の皆様に対しては敬意と感謝の念に堪えません。
これから多くの生徒たちが海外やまた国内においても高校や大学で英語環境で学んでいくわけですが、そういう彼、彼女たちにその時期だからこそ、日本という国の文化や歴史を客観的に見つめ直す機会をもち、今後の自身の将来の方向性を考えてほしいと願います。
外から見つめ直す
別の記事でも紹介しましたが、英文学者の福原麟太朗は英語は「窓」であると言いました。窓からは外の景色が見えるだけでなく、外から入る光によって、自分の家の中も見えてくる。英語を習得し、世界が見えるようになり、世界に出かけて自国のあり方も見えてくると。
高校・大学時代に英語環境で学ぶ時期こそ、日本を見つめるチャンスです。そして、これからの自分の歩みを考える絶好の機会です。ぜひこの時期にこそ、海外で活躍してきた日本人の著書や日本文化についての本などを読み、見聞を広めると、より深い学びになると思います。
和魂洋才で世界で活躍
サッカー日本代表の選手や監督、また野球の世界ではイチローさんや大谷選手などの活躍や人柄、取り組みが海外の人々から高く評価されていますが、報道などでわかるように日本人としてのあり方、価値観、それに基づく勝負のしかた(スポーツの以外なら仕事のしかた)が評価されているのだと思います。
国際的な場で必要なのは、”同化”するのではなく、むしろ自分が育った国の文化や歴史、価値観を大事にして”違い”を明らかにすることで、そこから相互理解や信頼が生まれて、共に行なう取り組みや活動が多様で価値あるものになるのではないかと思います。
高校・大学という貴重な時期にインターナショナルな場で豊かな学びを積重ねて、これからの世界に貢献していく多くの人材が育っていくことを願っています。