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教育は国境を越えて

海外留学の価値とは

「かわいい子には旅をさせよ」「他人の釜の飯を食べる経験をさせよ」と昔から言われます。グローバル化が進み、あらゆる問題が国境を超え、文化を超え、言葉を超えていく、これからの国際社会を生きていく子どもたちにとって、多感な年代での留学ほど大切な経験はないのではないかとつくづく思います。

親から離れて外国人家庭でのホームステイなど気を使わざるをえない環境で暮らし、言葉の壁や文化の壁に四苦八苦する。そしてなんと言っても素晴らしいのは、高校生や大学生といった社会的利害関係のない純粋無垢な年ごろに、同年代の外国人たちの中で学生生活を送る。

精神的には厳しい壁と対峙しなければならないこともあるでしょうが、異文化に触れて発見する興奮や喜び、言葉を習得していく満足感、そして貴重な時を分かちあえる友だちや支えてくれる大人たち。

きっとこれからの彼らの人生に大きな、すばらしい影響を与えていくことでしょう。子どもたちの成長と将来のために、ぜひとも経験させたい多くの要素であふれているのが留学です。

どう実現するか

では、この価値ある経験をどのように実現させればよいのか。これは子育てする多くの親が考えている一つの課題であると思います。もう20年以上も前になりますが、私はオーストラリアのシドニーで非英語圏の国々からの語学留学生を受け入れる語学学校を経営しておりました。語学留学、高校留学、大学や大学院など学位をめざす留学など様々なパターンがありますが、それぞれの目的や状況によってベストのアプローチも変わります。

いずれにしても、相当額の費用もかかり、その後の人生への影響も考えると十分な情報収集と着実な事前準備や計画が必要なのは言うまでもありません。

近年は、新型コロナの拡大で実際に渡航する留学はほぼ停止状態にありました。一方で、必要に迫られて国内の大学などでも飛躍的にオンライン受講が広がり、対面授業との有機的なハイブリッド学習が可能になりました。また、英国の伝統校が東北や東京近郊にも設立され、英語教育の動きが活発化しています。

Dual Diploma Program

わたしたちEFFECTでも、この度、180年の伝統を持つアメリカのボーディングスクールであるWayland Academy のオンライン講座のサポート事業を始めました。このプログラムでは、日本の高校に通いながら6単位を取得しますとWaylandの卒業資格を得ることができるだけでなく、欧米の大学の合格保証も得られます。

日本にいながら、訪米の本格的なリベラルアーツを学べる時代になったのです。英語教育が、これからまさに国境を越えていく動きが大きく進むという予感がします。日本の多くの子どもたちも幼少期からしっかりとアカデミックに「使える」英語力を固めて、こうした学びの機会をとらえ、国際社会で活躍する人材に成長していって欲しいと思います。

英語は「窓」

英文学者の福原麟太朗は英語は「窓」であると言いました。窓からは外の景色が見えるだけでなく、外から入る光によって、自分の家の中も見えてくる。英語を習得し、世界が見えるようになり、世界に出かけて自国のあり方も見えてくる。

日本の多くの子どもたちが英語の「窓」を開き、海外に飛び出し、日本や世界の課題にそれぞれの立場で貢献していく、そんな未来がやって来ることを願っています。

※ Wayland AcademyのDual Diploma Program にご興味ある方は下をご覧ください。↓ ↓ ↓
https://effect.ne.jp/way-seminar






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