最近聴いたジャズ(2023‐1‐14~)
最近聴いて気に入ったジャズの作品の紹介です。
今回は気分転換に新潮流的な感じの曲を集めてみました。
Balm - Bill Laurence
ビル・ローレンスはロンドン生まれの作曲家です。
スナーキー・パピーというフュージョン・バンドでキーボードを担当していたとのことです。
こちらの作品は21年11月に発表されたZeal EPという作品に収録されています。
シンセサイザーの音が懐かしい感じもしますが、古さは感じないですね。
シンセサイザーの音って、70年代~80年代という印象が場合によってはありますので…。
穏やかな曲調ながら盛り上がりもあり、いい曲です。
With Marco - Petros Klampanis
ペトロス・クランパニスはギリシャ生まれのベーシストです。
こちらの作品は21年4月に発表されたシングルです。
ベース:ペトロス・クランパニス、トランペット:アンドレアス・ポリゾゴプロス、ウード:トーマス・コンスタンティヌ、ピアノ:クリスチャン・ランダル、ドラムス:ボデク・ヤンケ
ウードというリュートに似た楽器が民族音楽的雰囲気を醸し出します。
ギリシャって、けっこう民族音楽を取り入れているミュージシャンが多い気がしますね…。
そういう文化が根付いているのでしょうか?
この曲のトランペットの音が渋くてとても好きです。
Tropical Landscapes - Matthew Halsall
マシュー・ハルソールはイギリス・マンチェスターのトランペット奏者です。
マリンバ、ピアノ:リヴィウ・ゲオルゲ、ベース:ゲイヴィン・バラス、
ドラムス:アラン・テイラー、フルート・サックス:マット・クリフ、
ハープ:マディー・ハーバート、パーカッション:ジャック・マッカーシー、
トランペット:マシュー・ハルソール
こちらは20年11月に発表のアルバムからです。
こちらも民族音楽風ですが、題名の通り密林的雰囲気です。
音楽をある程度大きな音量でかけると、雰囲気もけっこう変わりますよね。
Tickled Pink - Brandee Younger
ブランディー・ヤンガーはアメリカのハープ奏者です。
ベース:ラシャ―ン・カーター、ドラムス:アラン・メドナード、
トランペット:モーリス・ブラウン、テナーサックス:チェルシー・バラッツ、
フルート:アン・デュモン、ドラム・プログラミング:マーカス・グリモア
2021年8月発表のアルバムに収録されています。
ハープの響きが楽園のようですね。
音楽で日常を離れた気分に浸るのもいいですね。
というわけで、今回も紹介させていただきました。
普段はピアノトリオやソロピアノに特化していますが、たまに気分転換に違った雰囲気の曲も紹介していきたいです。