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前進と補強
先日、下記のツイートをしました。
基礎が大事とはよく言われますが…
— efcharisto (@efcharisto3) January 31, 2021
思考や議論が進むとき、演繹的に「より先に」進む方向性と、これまでの地盤、土台を「振り返る」方向性があります💡
先へ、先へと進むのもいいのですが、土台を振り返る観点も大事だと思います😊
こういう考え方が、むしろ前進を阻害している、という意見の方もおられるかもしれません。
ですが、場当たり的な行動から抜け出して、いろいろな可能性を考慮して行動をする習慣を身につけるには、もっていたほうがいい考え方だと思います。
例えば、ある仕事の作業を行うときに、こうしたほうがいいとその時思ったやり方があるとして、そのやり方で実際に成功して、ああ、このやり方でよかったんだ、ということになったとします。
しかし、実際はその時たまたまそのやり方でよかった、ということにすぎません。
別の状況で、別の相手に対しては違ったやり方のほうがよかった可能性もあるわけです。
そうすると、やはり問題をより包括的に、いろいろな状況や相手を想定して考える必要が出てきます。
ただし、その時その時で最適解を探していく、という態度も即興的な魅力があるものです。
そういう楽しさを私も知っています。
こうした二つの方向性があることを意識して、両方とも参考にできる、ラテラルな(両面的な)思考、態度ができると、現状に対応する力がより強くなるのではないかと思います。