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最近聴いたジャズ(2022‐11‐7~14)

最近聴いたジャズの曲のご紹介です。

ラモン・ヴァレ・トリオ

piano:ラモン・ヴァレ、bass:ジャヴィエ・コリナ、drums:エルネスト・シンプソン

ラモン・ヴァレはキューバ出身のピアニストで、そのテクニックに魅了されます。

この曲では、ヴァレの演奏もさることながら、ベースソロもドラムソロもとても魅力的で、三者三様の演奏を開示しつつ、統一感もあるという、ピアノトリオの醍醐味満載となっております。

ドラムソロのところはホント聴いててウキウキしますね!

朝、通勤時に気分を上げていきたいときに聴いてます。

シェリー・バーグ・トリオ

シェリー・バーグはクリーブランド生まれのピアニスト、音楽教育が主な仕事であったといいます。

X Japanのオーケストラ・アレンジもされていたとのこと、他にも多くのミュージシャンとの仕事があります。

この曲はビートルズのブラック・バードからの引用ですが、テーマの穏やかな曲調が朝にピッタリと個人的には思っているのですが、ソロはけっこうスリリングな展開で、いいですね。

ジャズでは、いろいろなジャンルの曲のオマージュがありますが、このテーマからそっちに行くか、という意外性を狙ったものが多いような気がします。

マルグリュー・ミラー・トリオ

マルグリュー・ミラーはミシシッピ州グリーンウッド生まれのピアニストです。

バド・パウエルとウィントン・ケリーに影響を受けたといわれています。

この曲はワルツですので、テーマが可憐なイメージですが、やはり間奏はなかなか急な展開もあり、聴きごたえがあります。

ベーシストのデリック・ホッジのソロも、いいですね。

エンリコ・ピエラヌンツィ

芸術性の高いピアニストとして高名なピエラヌンツィが、クラシックとジャズの巨匠のアンドレ・プレヴィンの名曲を演奏されています。

透き通ったイメージのアルペジオから始まりつつも、旋律にどことなく問いかけのようなイメージも含ませつつ、期待感のある展開に向かっていく、そんなストーリーを感じます。

故郷に帰る、というのですから、そこにはどことなく異郷、あるいは都会で疲れたイメージと、故郷に帰る安堵感、そしてそこはやはり以前の故郷とは違っているという違和感…といったものを感じますね。

夜にくつろぎながら聴きたい音楽です。

以上、四人のピアニストを紹介しました。

他にもたくさん、これは!と思った奏者がいますので、また後ほど紹介していきたいと思います。

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