世界最大級のデザインイベント、Config2024@San Franciscoに参加してきました!
こんにちは!EngineerforceデザインチームでUI/UXデザイナーをしております、小出です。
現地時間の2024年6/26〜6/27にかけて、サンフランシスコのMOSCONE CENTERにて行われた、Config2024に同僚のEzzat Chamdiと一緒に参加してきましたので僭越ながらそのレポート投稿とさせてください。
Configとは
Configとは私たちの業務において紛れもなく一番使用頻度の高いデザインツールである「Figma」主催で開催されるイベントで、Figmaの新機能が発表されたり、世界中から集まったデザインに関わる著名な方々による基調講演がいくつかのホールに分かれて行われます。年に1度のイベントとあって世界中からたくさんの方々が参加していました。
会場の雰囲気
私自身大きなカンファレンスに参加するのは初めてなので、始まる前はどれだけ厳かな会になるのだろうかと緊張しながら当日を迎えた(きっちりジャケットと折り目の入ったズボンを着用)のですが、実際のイメージはどちらかというとお祭りに近い雰囲気で、Keynoteを含む各講演では定期的に歓声が上がっていたり、Figmaのカラフルなグッズを身につけて参加する方がいたりして2日間通して楽しみながら参加することができました。
ノベルティ
グッズの話をしたので少しだけ、当日の参加者全員に配布されたノベルティを紹介させていただきます。今回の魅力の1つといっても過言ではないのがこのノベルティ。
添付画像のバッグの中にウォーターボトル、マーカー、ペンなどが入っていて受付した瞬間から楽しくなりました!
前日イベント
イベントの前日にあたる25日には近隣の広場で前日イベントが行われました!
軽食やドリンクが用意されていて、飲食するもよし、交流するもよし、な雰囲気でした。
私もここで日本から参加されている他の企業の方々とご挨拶させていただいたり、日本語を話せる海外の方とデザインについて話し合ったりして少し緊張がほぐれました。
イベントの様子
1日目
イベント1日目はFigmaの新機能発表のKeynoteからはじまりました。
内容はここに記載すると長くなるので割愛しますがざっくりと
・Dev modeのアップデート
・Figma AI
・Figma Slides
・Figma UI3
…的な感じです。さらっと書きましたがユーザーからしたら歓喜の大幅アップデートになるのでこちらや他の記事をチェックしてみてください!
1つ1つが発表されるごとに会場からは大歓声!アメリカらしくて良かったです。
新機能の発表が終わった後は各会場に分かれて事前に申し込んでいた講演に参加します。僕はデザインシステムに関する講演や、Figma以外の企業の方がされている講演を中心に参加させていただきました。
当日の講演の様子はFigmaのYouTubeでも公開されているので詳細はこちらをご覧ください。
最後はパネルディスカッションを聞いて終了。
英語は勉強していったつもりでしたがなかなか理解することは難しく…言語の大切さを痛感しました。
足りなかった分は後日動画を見直して補おうと思います。
2日目
1日目同様最初はKeynoteからスタート。そして各種講演の流れでした。個人的には慣れてきたからか、2日目の方が印象に残る講演が多かったです。
ちなみに講演は2Dデザインに関することだけでなく各登壇者の思いやパーソナリティに関するものであったり、3Dデザイン、その他各種サービスに関することなど様々でした。
それぞれの講演で様々な場所で活躍されている方に影響を受けながら迎えたcloseoutも最高の盛り上がり。ひたすら聴き続けた2日間でしたが今後の僕の活動に大きな影響を与える時間であったことは間違いありません。
2日間を通して
各種講演それぞれに学びがあったのも事実ですが、それとは別に2日間全体を通して感じるものももちろんありました。
デザインチームの未来
1つとして考えていたことは私たちの未来について。いよいよFigmaからもAIの導入が発表され、UIデザインなどをつくるだけであれば誰でも行うことができる時代になりました。その中で私たちはこれからデザイナーとしてどのように価値をつくるべきなのか。Engineerforceデザインチームとしてどこを目指していくべきなのか。明確に言語化をすることはまだ出来ていませんがこれからの時代にデザイナーが必要なくなるというわけではないことはなさそうです。ただ、必要なスキルセットが変わってくるだけかと。Figmaを使えることが優位性ではないし、Adobeを使えることが優位性でもありません。
全てのメンバーがマインドを切り替えるタイミングが訪れているとひしひしと感じる時間になりました。
情報を常にアップデートする
いつの時代もそうですが、情報の更新速度が格段に上がった現代においてはより一層、情報のキャッチアップを能動的に行わなければおいていかれると感じました。そして情報の取得先を日本に限定しないこと。さらに情報を知るだけではなくて実際に手や頭を動かして自分のものにすること。
その上で取捨選択ができる人材になっていければと思います。
その他のサンフランシスコ
イベント期間を含めて1週間ほどサンフランシスコに滞在したのでこの期間で体験したことも少し書かせてください。
Waymo
Configを除けば今回の滞在で一番の体験といっても過言ではない無人タクシー『Waymo』私たちは到着した日は紹介が必要で「乗れないのか…」と思っていたらまさかのConfigに合わせて一般の人も乗車可能に!
私が乗った時には人が飛び出してきたのですがきちんと急ブレーキを踏んで、クラクションを鳴らしていたので安心しました。車が到着した後に僕がやったことはアプリで車の鍵を開けただけです。
ゴールデンゲートブリッジ
ここだけは絶対に行こうと決めていた場所。天気によって景色が大幅に変わるときいて心配でしたが…
無事に快晴に恵まれ、最高の景色を堪能できました
その他にもスタンフォード大学の見学やApple Park Visitor CenterにてApple Vision Proの体験、オラクルパークで我らが大谷選手の観戦など、充実かつ多くのアップデートを得られた期間でした。来年もいきたい!
ただ、もう少し円安おさまってほしいですね…
稚拙な文章となりましたが最後までお読みいただきありがとうございます。今回の体験をチーム、そして社内に共有しながらよりパワーアップした組織を目指してまいります。
Engineerforceデザインチームでは、新規サービスのデザインシステム作成や既存サービスのリデザインはもちろんのこと「これから社内にデザイン組織を構築していきたい」や「デザインに関する知見を蓄積していきたい」といった企業様に向けたサポートも実施しております。
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