【企業インタビューvol.4】株式会社remental様インタビュー〜CVRの向上を求めて〜
Engineerforceでは株式会社remental様のサービスにおけるデザインのサポートをさせていただきました。
今回は株式会社rementalより佐藤利音様(以降、敬称略)のお時間を頂戴し、弊社代表飯田が本プロジェクトにおける取り組みや成果についてインタビューをさせていただきました。
飯田:
本日はお時間いただきありがとうございます。よろしくお願いいたします!
まずは簡単に御社概要をお伺いしてもよろしいでしょうか?
佐藤:
よろしくお願いします!
弊社はメンタルヘルスケアのサービスをやっている会社で、ミッションとして「メンタルヘルスによる機会損失をゼロにする」ということを掲げております。
今回のプロジェクトでEngineerforceさんにご依頼させていただいたのがオンラインカウンセリング『Kimochi』というプラットフォームで、公認心理師の資格をもったカウンセラーとオンラインでマッチングをしてカウンセリングを受けられたり、感情分析や性格診断などもできるプラットフォームになっております。
また、弊社としてはその他にもメディアの運用、マーケティングの支援などもさせていただいております。
飯田:
ありがとうございます。今回のプロジェクトではスマホ版デザインのUI改善をお手伝いさせていただいたかと思いますが、そもそもどういった部分に課題があったのでしょうか。
佐藤:
当時弊社にもデザイナーが在籍していたのですがどちらかと言えばクリエイティブ寄りなデザイナーでした。当初そのデザイナーさんにUIを表現していただいたのですがなかなかCVRの部分があまり良くないという課題が発生し、その部分を向上させるためにボタンの配置やコピーなどを改善したいと感じて御社に相談させていただきました。
飯田:
なるほど。プロジェクトから日にちが経ちますが現在もデザイナーさんはいらっしゃいますか?
佐藤:
はい、当時とは異なるデザイナーが2名在籍しております。
飯田:
ありがとうございます。ではプロジェクトについて振り返っていきたいのですが、弊社にご依頼いただいたことで良かった点や悪かった点はございますか?
佐藤:
良かった点は、例えばある機能において1画面だけでなく、フロー全体の画面を作成いただいたことで流れの意識がかなり言語化されました。
それまでの私たちは「なんとなく使いやすいからこんな感じの流れだよね」と「こんな感じ」を言語化することをあまりせずに進めていた部分があったのですが、そこをかなり明確にしていただいたことによってユーザーがどのような流れでサービスを使用するのかがクリアになったことがとても良かった点かなと感じます。
飯田:
なるほど。ボタンの遷移先などをわかりやすく示すことで改めてすり合わせができたイメージですかね。
佐藤:
はい。
飯田:
先ほどの課題でCVR改善などを挙げていただいたかと思いますがその辺りはいかがでしょうか。
佐藤:
そうですね、良くなったと思います。そして何よりユーザーが使いやすくなったというところが大きいと感じています。
飯田:
ありがとうございます。そのお言葉をいただけて嬉しいです。
ちなみに、今回実装は御社の方でされたと思いますが実装するにあたっては何かありましたか?
佐藤:
そこでいくと一点、モーダルの部分が多少重かったのでそこは少し違う形で実装を進めさせていただきました。
飯田:
その部分はたしかに当時も実装が大変かもという話をしていましたね。
佐藤:
それ以外は特に問題なかったかなと思います。
飯田:
ありがとうございます。その他のポイントでいくと弊社の場合はデザインするにあたってスピード感を意識することが多いのですがそのあたり何か感じた部分はございますか?
佐藤:
そこはめちゃめちゃ良かったなと感じていて、私はきちんと話して伝えたいタイプなのですがそれに対応していただきながらも、スピード感を持ってデザインさせていただきました。
飯田:
良かったです。最後に、このプロジェクトが終わってから少し日が経ちますがKimochiの現在について教えていただけますか?
佐藤:
そうですね、LINE登録ユーザーで6,500名くらいになりアクティブユーザーも増えてきているので、ここからもっと加速していきたいとも思いつつ、右肩上がりでこれているかなと思います。
飯田:
すごいですね!メディアからの流入経路もつくられていて、私たちはそこが弱かったりするので羨ましいなと感じています笑
それでは最後に佐藤さんの今後実現していきたい世界観をお伺いできればと思います。
佐藤:
ありがとうございます。冒頭申し上げたように「メンタルヘルスによる機会損失をゼロにする」というミッションを掲げているので、それを達成するためにメンタルヘルスケア、心のケアが当たり前になる世界を描きたいと考えています。その第一歩として『Kimochi』というサービスを提供させていただいているのですが、その他に挙げられる心のケアとして旅行に行ったりもありますし、私はディズニーが好きなのでディズニーランドに行くことも当てはまるかもしれません。そういったその人にあったアクションの最適解を提供することで心のケアが当たり前にしていきたいというのが、私たちが描きたい未来です。
飯田:
ありがとうございます。リモートなどが普及した現代、特にメンタル大事ですよね。
佐藤:
そうですね、誰しもがメンタルダウンする可能性はあると思うのでそうなる前にぜひご活用いただけたらと思います。
飯田:
弊社の福利厚生としてもぜひ導入します笑
それでは佐藤さん、本日はお時間いただきありがとうございました!
佐藤:
ありがとうございました!
Engineerforceデザインチームでは、新規サービスのデザインシステム作成や既存サービスのリデザインはもちろんのこと「これから社内にデザイン組織を構築していきたい」や「デザインに関する知見を蓄積していきたい」といった企業様に向けたサポートも実施しております。
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