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【企業インタビューvol.2】合同会社TPC様インタビュー〜アウトソーシングに挑戦して得られたこと〜

EngineerforceではSNSでの繋がりから合同会社TPC様のUI/UXデザイン領域におけるサポートをさせていただいております。
今回は合同会社TPCより代表・荻原様(以降、敬称略)のお時間を頂戴し、弊社代表飯田がこの取り組みに参画している弊社UI/UX竹内、静を含めた3名にこれまでの取り組みや成果、これから取り組んでいきたいことについてインタビューをさせていただきました。

飯田
本日はよろしくお願いいたします!
まず簡単に御社についてお伺いしてもよろしいでしょうか?

荻原
合同会社TPCの代表をしております荻原です。
弊社のやっていることとしてまずは受託開発ですね。今回依頼させていただいているのもその1つになります。そしてそれとは別に自社サービスで「Hint」というサービスを提供しております。

TPC代表 荻原様 

飯田
ありがとうございます。2つのサービスを展開されている中で今回、御社の受託開発事業の一環として弊社にUI/UXデザインをご依頼いただいたかと思うのですが、そもそもUI/UXデザイナーを探すきっかけは何かあったのでしょうか。

荻原
そうですね、私の周りってエンジニアは多いのですがデザイナーはそこまで多くないんです。そんな中でお仕事でデザイナーが必要になったのですが、人材仲介サービスを利用すると仲介手数料などもかかるのでまずはX(旧Twitter)で探してみようとなりました。

飯田
そこに(私たちが)ホイホイと。笑

荻原
はい笑
数人からDMが来て、面接をさせていただいたのちに(Engineerforceに)決めさせていただきました。

飯田
ありがとうございます。
何名かDMがあったということでしたが、今回UI/UXデザイナーを選考する上で決め手になった部分は実績やポートフォリオであったりというような部分になるのでしょうか。

荻原
意思決定の面では、自社でサービスをされているのをみて今回のお仕事のレベル感であれば対応できるだろうというような期待があったので、そういった部分が大きかったですね。

飯田
ありがとうございます。そのような流れから実際にご一緒させていただいていかがでしょうか。

荻原
とてもやりやすいですね。複数案提示していただいたり、本来こちらがやるべきところも巻き取っていただいて「ありがとうございます」という感じです笑

飯田
そのあたりについて竹内さんとか静さんで意識していることは何かありますか?

竹内
そうですね、今回はすでにある参考サイトを踏襲しながらデザインを作成してほしいというお話だったのですが、せっかくご一緒させていただくのであればこちらもプロとして「既存のものより良いものを提案したい」という思いはあったのでそこを意識しながら活動させていただいています。

飯田
静さんは何かありますか?


竹内さんが言っていたように参考サイトをそのままデザインを作成してもよいうのですが、ユーザーの方の使用時に「使いやすいデザインになっているのか?」という部分を竹内さんと考えて、変更した方が良さそうなところはできるだけ複数案提出しようという意識でデザインしていました。

飯田
なるほど。荻原さんもおっしゃっていたようにいくつかパターンがあるというのは選びやすかったのではと思います。
ちなみに荻原さんも開発で今回のお仕事に携わっていたかと思うのですが、エンジニアからのフィードバックはなにかありましたか?

荻原
デザイン面でのフィードバックは特にないですね。ないというのはつまり実装する上で必要十分なデザインが提供されているということだと思います。
それと今回は参考のサイトと機能面では大きな変更をせずに進めているのでエンジニアとしてもデザインができたらレイアウトを調整するだけだったので開発体制としても大きな問題はなかったです。

飯田
もともと参考にするサービスがあって、それを踏襲すれば問題なさそうというところはありつつも、先ほど竹内と静が申し上げたように工夫した部分や、提案を+αで検討できた部分については尚良かったというような部分はありますか?

荻原
そうですね、尚良かったなとは思います。
参考サービスがあるとはいえ、同じものを作成するとマネになってしまうので笑
インスピレーションを与えてもらったというようなイメージですかね。

飯田
ちなみに今までもデザイナーの方には結構発注されてきたのでしょうか。

荻原
今までは基本的に自分1人でやっていたので外注経験はほぼなかったですね。Hintというサービスも全て1人でつくっていて、figmaでデザインしてコード書いて、自分で営業してというような流れでやっていたのですが、さすがに限界があると感じたので規模も大きめな今回のお仕事で初めて外部の方のお力を借りようとなりました。なのでエンジニアの方も今回は全然コードを書いていなくて。

飯田
今まで自分でやっていたものと、外注を活用して出たアウトプットでは具体的に変わった部分はありますか?

荻原
私のデザインスキルは所詮付け焼き刃だったのでその部分では、お客様により見せやすくなったなと感じます。

飯田
あくまで自分でももちろんできるんだけれども、実装もデザインも全部やると手が回りきらなかったりするので、そこを外注を活用して専業にすることによる品質確保が可能になるというような部分はあるイメージですかね。

荻原
そうですね、それもあります。

飯田
お客様に見せやすくなったとのお話がありましたが、竹内さん静さんはその部分で意識したことはありますか?

竹内
今回、既存のサイトを参考にしながらだったのでまずはbefore→afterをわかりやすくしたのと、複数パターンでの提案をする際にデザインの横にテキストでも補足を入れるなどして誰でも理解できるような状態で提出するというのは意識していました。

飯田
before→afterがあることでその場で比較検討しながら見れるようなイメージですかね?

竹内
はい、そうですね

飯田
なるほど。静さんは何かありますか?


竹内さんが言っていたことに加えて、どこのボタンを押せばその画面に遷移するというのをできるだけ詳細かつ、できるだけ説明しやすいようにファイルを作成していました。

飯田
結構、デザイナーの方が「わかるだろう」と思ってデザインしていてもエンジニアの方からしたら「この画面足りないんだけど」と言われるようなことってありますよね。


そうですね。笑

飯田
エラー表示1つとってもデザインがあるのとないのでは全然違うのかなと思います。

荻原
それでいうと今回の開発会社はベトナムにあるオフショアの開発会社なんですよね。それでもデザイン関連で「この画面が足りないよ」のように言われたことはなかったので今お2人が話していたような工夫はとても効いていたのかなと思います。

飯田
すごくいいことですね。結局、どんなに日本語ができるといわれる外国の方でも言語の壁を越えていくのってなかなか難しくて。そこの部分をデザインで補完してあげられるといいのかなと思います。
そして、引き続き別のお仕事で弊社とご一緒させてもらうを検討していただいているかと思うのですが、今後このような取り組みができたらいいなといったイメージはありますか?

荻原
そうですね、もう一つのお仕事の方はUIだけでなくUXレベルでご相談させていただけたらと思います。

飯田
見た目を整えるだけでなく、プロダクトの使い勝手というか、導線含めて綺麗にしていくイメージですかね。
そのあたりについてお2人は期待に応えられそうですか?

竹内
そうですね笑
でもやることは同じで、お客様からいただいたイメージを超えたものを提供するのがプロだと思うので、きちんとすり合わせをして想像以上のものを提供できればと思っています。

飯田
ありがとうございます。新規だと0ベースから考える必要がありますよね。

竹内
はい、新規のサービスはそこが一番大変なところかなと思っています。

飯田
静さんはそのあたりいかがでしょう。いけそうですか?


はい、今回のデザインとこれからのデザインではターゲットも異なってくるのでそのあたりふまえながら提案させていただけたらと思います。

荻原
あとは私の苦手な部分としてアイコンを作成するとかそういったところが挙げられるのでその辺りも是非依頼させていただきたいと考えています。

飯田
そうですね、弊社のデザイナーにはそう言ったアイコンのようなものが得意なメンバーもいるので期待に応えられるようにしていきたいと思います。

荻原
ありがとうございます。アイコンを考えてくださいと言われても私はできないので。笑

飯田
あとはデザインのUXの部分でいくとカスタマージャーニーというかプロダクトを使う前から使ったあとの体験も含めて設計していくのがプロダクトの世界かなと思うのでそこも含めてしっかりと対応させていただければと思います。
逆に荻原さんからみて「このあたり改善してほしい」というような部分はありますか?

荻原
そうですね…トラブルがない以上に大事なことはないですよね笑

飯田
トラブルは大変ですもんね…
ではだいぶボリューミーにお話をお伺いすることができたと思いますので今回のインタビューはここで終了とさせていただければと思います。
本日はどうもありがとうございました!

一同
ありがとうございました!

Engineerforceデザインチームでは、新規サービスのデザインシステム作成や既存サービスのリデザインはもちろんのこと「これから社内にデザイン組織を構築していきたい」や「デザインに関する知見を蓄積していきたい」といった企業様に向けたサポートも実施しております。
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