新年の魔法が解けつつあるわたしたちへ
「時間の使い方」とか「時間術」とか書いてあると、つい手にとっちゃう。
年末年始は手帳の切りかえ時期だったり、新年にむけてみんな新しいことをはじめたい時期なので、特集もあちこちでやってるね。
手帳術も時間術もだいすきなのに、まだまだ効率アップが期待できるゆるふわ生活を送っているわたしに今日刺さった術は、雑誌で見つけた「途中から途中までやることに慣れる」でした。
当たり前じゃん?と思うかもしれないけど、たぶんこれ、わたし苦手なやつなの。むずかしくないですか?
スケジュール管理のお仕事してたとき、期間が数日ある作業でも手元にきた日に終わらせて次にパスしてた。複数のチームがかかわるものを、自分の手元に置いておくのって気になっちゃってできない。
逆に自分ひとりが期限までに提出すればいいものだと、実際の作業に取り掛かるのはしめきり日の深夜0時を過ぎてからとか。追い詰められないとできない。
相反するように感じるけど、これってどちらも、途中で置いておくのがいやだからなの。
勉強法でも、あえて変なところで中断したほうが記憶にのこりやすくなるって科学的に証明されてるよね。あれ、授業でやっても確かにそうだと実感してた。
人は、未完のものが気になって忘れられないようにできているらしい。
TVも、あえていいところでCMはさむから、続きが気になって気になってしょうがないじゃないですか。あれですよ。
年始から勉強をはじめたデザインは、学習内容が1日分ごとに区切られてるの。
あっという間におわっちゃう日もあれば、ツールの使い方や、思うようなデザインがつくれなくてまったく進まない日も。
この間は、バナーつくる練習してたら、色やらフォントやらどういじってもぜんぜんしっくりこなくて、2日かかった上に心が折れそうになった。
そういうときは途中で休憩いれても、「今日はもう終わり。また明日。」って決めても、頭の中の真ん中にずーーーーっと課題がある状態。気になる!
今まだ初級をやってるだけでこんな状態なので、レベルアップしていったときに1日で終えられない課題が出てきたら、きっとそこで挫折して勉強をやめてしまう未来が見えている。プログラミングとかはそれだった…
今、2021年が始まったばかりだからモチベーションの力でどうにかなっていることも、意思力だけでは続かなくなる日がどうしてもくる。
大事なのは、1日1日にベストを尽くしていくことよりも、長く続けられること。
最初だけダッシュしたのに途中で棄権しちゃうより、歩くくらいのスピードでもいいから止まらずに足を出し続けたほうが遠くまでいけるよね。
途中でやめることに罪悪感を覚えるんじゃなく、少しでも手をつけた自分をたくさん甘やかしながら進みたい。道は長そうだからね。
新年だし、みんな頑張ってるし、わたしも何かやらないと…ってあせる気持ちがつい出てきちゃう1月中旬。
がんばろうって思ってるだけでも十分えらいよ。ゆっくりあせらずいきましょう。