最高アイドル吉田仁人さん
吉田仁人 23rd anniversary LIVE 「Find Myself」行ってきました!
むちゃくちゃ良かった。
それはそれは良かった。
ここでは吉田さんのソロ曲、ノスタルジアを聴いて感じたことを書きます。解釈でもなんでもなく、ただ私が感じたことだけ。
お話はニュアンス、主観100%、歌詞等ネタバレ含むので気を付けてください。
突然なんですけど、私は吉田さんを同じ人間だと思っていない節があります。誰もが皆同じように幼少期を経て歳を重ねて今があるのに、その過程をすっ飛ばして最初から"アイドル"として存在していたかのように思えてしまう。
でも、その考えがノスタルジア披露前のお話、曲を聴いて少し変わったというか。
吉田さんは披露前に、鹿児島から上京する際、その事を最終日まで誰にも告げずにいたこと、当時はそれが得策だと思っていたけど、それは独りよがりで自己中心的な考えだったと話しました。
そのお話は何度か見聞きしたことがあったけど、直接吉田さんの口から聞いた時、吉田さんでも後悔することがあるんだって正直思った。
吉田さん自身、人より多くお別れを経験してきた。
そんな別れの中でひとりの女の子のことを歌にしました。
そう言って始まったノスタルジア。
卒業と共に地元を離れる彼女目線の曲だと解釈しました。
もう時間だよと急かしているのに寂しそうな顔をする彼。
さよならというワードが何度も出てくるのに、"私を忘れないでね"と言ってしまういじらしさ。
本当は離れたくないと両者が思っている、でもその言葉は飲み込んで、ふたりは別れないといけない。
離れる立場、送り出す立場。
どちらも経験した吉田さんだからこそ書ける歌詞だと思いました。
吉田さんはどんな思いで地元を離れて、どんな思いで仲間を見送ったのだろう。
さっき書いた通り、私は吉田さんのことを自分とは全く違う存在だと思っていました。でも、そのことを考えたとき、吉田さんも同じ人間なんだよな、そうだよなって自分の中で納得して。
ファンはアイドルが見せてくれた部分しか知らないし、腹の中なんて本人にしか分からない。
見せないから知らないだけで、吉田さんにもきっと何かしらの後悔や心残りがあって、それでも未来に向かって一生懸命に努力し続けているんだなーって。
吉田さんって、生きてるんだよな。
青く照らされたステージは神秘的で現実離れしているのに、その真ん中で歌う吉田さんはこの場にいる誰よりも生きていると感じた。
好きだ、好きだな。
吉田さんの人間らしさにやっと気づいて、またさらに好きになった。
この時間がずっと続いたらいいのに、と思うくらい素晴らしいステージでした。
ノスタルジア披露後、しっとりムードになったところで最後の曲がTuna-ightだったのでホッと一安心。
と思ったら吉田さんの退場後ノスタルジアの音源が流れ出したのでまた情緒がすごいことになりました。
今もこのnoteを書くためにリリックブックを読み返して転げ回っています。助けてください