030 弟の誕生日

今日は夏至だけど、私の弟の誕生日であったりもする。

わたしたち、決して仲のいい姉弟ではない。

弟は、父、母、私を毛嫌いしていたので、30年近く会話はなかった。
話しかけても、電話をしても、無視された。
私は弟がなぜ、家族に対して反抗的なのかわからなかった。

家族仲が悪いのが、ただただ悲しかった。

母の病気がきっかけで、親の洗脳(わたしが勝手に洗脳されていただけですが…)から解放されたとき、弟の気持ちがわかった気がする。

弟にとっては、両親の言いなりになって、親の意のままに動く私のことが、信じられなかっただろうし、そんな私といるのは苦しかっただろう。
あなたをわかってあげられなかった。ごめんね。

母の病気は、弟にとっても何かの気づきがあったようで、、、
弟は、最近は率先して両親の面倒をみるようになっている。
両親のことで、手短にわたしに連絡をくれることもある。
とてもありがたい。

私たちの関係は、世間一般からみれば、やっぱり微妙なのかもしれない。
それでも、今のちょっとだけ歩み寄りがあった関係に感謝しかない毎日。


・・・まだまだ照れがあって、正面切っては言えないや💦

だから、この場で・・・。

いつも、ありがとう。
お誕生日おめでとう。


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