032 これが自分を愛するということなのかな?
小さい頃からのコンプレックスのひとつが「天然パーマ」。
私の髪は、雨や汗などの湿気でクルクルと不規則なウェーブを描く(つまり爆発状態)。全くまとまらない。髪型は小さい頃からの大きな悩みだった。サラサラの直毛に何度憧れたことだろう。
縮毛矯正が発明されてからは10年以上、数カ月おきに美容院で縮毛矯正をしていた。当時は、美容業界の素晴らしい技術開発に感謝!の思いでいっぱいだった。
それなのに3年ほど前、なぜか急に縮毛矯正を辞めたくなり、現在、再びクルクルの髪型にもどっている。毎回、美容師さんに髪の癖を見ながらカットしてもらっているので、必然的に髪型はベリーショート(それでも髪はうねる(-_-;))。若い頃はショートヘアも、天然パーマも「絶対に嫌!」だったのに、不思議と今は「嫌」とは感じていない。
自然にウェーブがかかって、毎日、微妙に髪型が違うところとか、なんか・・・「お気に入り♡」になっている。
「歯並び」についてもそうだ。
歯並び(乱ぐい歯)がコンプレックスで、なかなか歯医者に行くことができなかったけれど、勇気をだして、3月から歯医者に通い始めた。
今は月1回、お口の掃除をお願いしている(歯磨きが下手なので💦)。
歯科医院に通うことで、自然に自分の口の中に関心がいくようになっていから、以前は口の中をみるたびに「歯列矯正」のことが頭をよぎっていたのに、今は、50年間、私と一緒に頑張ってきてくれた「乱ぐい歯ちゃんたち」一本一本が愛しく感じている。
矯正のために抜歯して、この歯とお別れすることが悲しく思えてきて、現在は、このまま矯正をしないでケアしていきたいなぁ、と考えている。
「天然パーマ」も「歯並び」も、コンプレックスだったのは、「人に見られたら恥ずかしい(髪型変~!とか、歯並び変~!とか言われている気がしていた)」という思いが強かったからかもしれない。
「このまま(ありのまま)でいよう」と自然に覚悟が決まったら、あんなに嫌だった「天然パーマ」も「歯並び」も愛しく感じるようになった。
たとえネガティブに感じることがあったとしても、ありのままの自分を「そのまま許す、受け入れる」ことが、「自分を愛する」ことに繋がるのかな?なんて、思っている。
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