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ZEROBASEONE 初の海外ツアーがソウルで開幕!

ZEROBASEONE初のワールドツアーが韓国・KSPO DOMEから始まった。
韓国公演は9月20日(金)〜22日(日)の3日間が開催され、シンガポール、バンコク、日本など全8都市14公演を予定している。
デビュー前からK-POPの記録を塗り替えている9人は、一体どんなステージを見せてくれるのか。

この記事では、9月21日(土)に開催された公演のライブビューイングをレポートする。

※ここから先はネタバレを含む表現があります。ご注意ください。


日本で開催されたライブビューイング

ZEROBASEONEは、個々の活動も活発で、特にリーダーのソン・ハンビンは司会業でも存在感を放つ。
さらに、音源成績でもK-POPグループ初の3作連続で発売初日にミリオンセラーを達成という驚異的な記録を叩き出している。そんな彼らの公演は世界中で注目されていた。

今回のソウル公演2日目は、日本でも見ることができた。
会場は日本全国47都道府県131ヶ所の映画館。大きなスクリーンで迫力のあるパフォーマンスと音を体感できる。
さらに、Beyond LIVEでも見られるので、映画館に行けない人でも楽しめるようになっていた。

息つく間も与えない

ライブビューイング会場では、多くのZEROSE(ZEROBASEONEのファンの名前)が期待に胸を躍らせていた。ペンライトに電池を入れる姿、メンバーをモチーフにした動物のぬいぐるみで写真を撮る姿も多く見られた。
みんながこの瞬間を待ち望んでいたことがわかる。

スクリーンに会場の様子が映し出されると、みんなが息を潜めその様子を見つめていた。
「Solar POWER」が流れる中、メインのステージが左右に開き、黒のスーツを基調に肩や腕、それぞれの位置にダイヤの輝きを施した清楚な衣装で9人が登場する。1人1人映し出されると大きな歓声が上がったが、一際歓声を集め驚かせたのは、前日と髪色を変えていたハンビンとテレだ。
メンバーたちは、空から降りてきた花道を通りセンターステージに移動する。

ここから息つく間も与えない、ZEROBASEONEの初めてのワールドツアーが開幕した。
まずは「Road Movie」「Take My Hand」とアップテンポな曲を披露。複雑なフォーメンションで息の合ったダンスを見せる姿は、厳しいオーディションを乗り越えた9人でしか作れない空間だった。
「New Kidz on the Block」では、9人の仲の良さが伺えた。肩を組み、顔を見合わせて満面の笑顔で歌う姿はZEROSEにも伝染し会場が暖かい空気に包まれていた。

「KILL THE ROMEO」ではセクシーなダンスと表情でZEROSEを魅了する。一際歓声を浴びていたジウンは、どちらの会場でもため息にも似た声が漏れていた。
「CRUSH」では、ZEROSEの掛け声でライブが完成したと言ってもいいだろう。それほどに会場が一つになっていた。

MCでは、配信を見ている人への配慮も感じられた。1人ずつ挨拶したのち配信で見ている人に向けて英語や中国語、日本語での挨拶もあった。ゴヌクが流暢な日本語を話すとライブビューイング会場からは一際大きな歓声が起きた。

韓国語の内容は同時通訳され字幕が出るようになっていたので、韓国語がわからない方でもメンバーの話した内容がわかるのは嬉しいことだ。

映像でも楽しませる

ZEROBASEONEのライブは映像も魅力的だった。今回は、控え室に戻って眠りに落ちるというもの。しかし、メンバーが起きたらハオだけが小さくなっていた。
小さくなったハオに「可愛い!」という声が止まらない。メンバーは試行錯誤を繰り返しZEROSEの力も借りながら奮闘するも、最終的には9人全員が小さくなってしまう。誰もが笑顔になってしまう映像はしばしの癒しだ。

「In Bloom」でZEROSEの前に再度登場した9人は、先ほどとは変わってラフな衣装を身につけていた。「Insomnia」ではソファーを使い、POPな曲調に合わせた可愛らしいダンスを披露。続く「Good Night」では、ハンドマイクに持ち替えしっとりと歌い上げる。センターステージが回転し、背景の映像にはスノードームが映し出される綺麗な演出でZEROSEの心に感動を与えた。

「Always」はBOYS PLANETを1位で終えたハオによるソロ曲。披露されるのを今か今かと待ち望んでいたZEROSEはハオの作り出す世界に酔いしれていた。
さらに、ジウン、ゴヌク、リッキー、マシューが披露した「Over Me」はBOYS PLANETのミッション曲。白のシャツに紐を使った妖艶なダンスに大きな悲鳴が起きていた。
続くハンビン、ジウン、ギュビン、テレは「Switch」を披露。王子のようなかっちりとした白い衣装を身につけ先ほどとは真逆のステージで魅せた。

9人が揃ってのステージは「En Garde」「Say My Name」「Here I Am」でさらにZEROSEを楽しませる。オーディションを見た人にはグッときてしまう選曲だ。

もっと素敵な姿で戻ってきます

黒のシースルーの衣装に着替え登場したメンバーによる、「Dear ECLIPSE」「Hot Summer」はよりセクシーにZEROSEを大人な世界へ導いた。その歓声の大きさにゴヌクからは「ZEROSEは紐を使ったダンスが好きなようですね」という言葉も飛び出したほどだ。

夏を感じさせる人気のナンバー「SWEAT」「Feel the POP」でさらに会場を一つに。ZEROSEとの時間を存分に楽しんでいた。

最新曲「GOOD SO BAD」ではZEROSEの掛け声も一際大きかった。最後まで9人と一緒に楽しむそんな気持ちを感じたメンバーからも「昨日よりも歓声がすごい」と喜びの声が溢れていた。

驚いたのは「And I」で客席からメンバーが登場したことだ。ZEROSEのもっと近くへ、そんな気持ちをしっかりと汲んだようにメンバーが安全にステージへ戻れるように道を作っているような気持ちさえ感じた。9人だけでは作れない、このライブはZEROSEがいて成り立っている。
近くでZEROSEとコミュニケーションをとるメンバーは楽しそうに手を振りステージにまた姿を現した。

「これから世界を回って大きくなって戻ってきます。だから待っていてください」と口にしたのはハオだ。これから世界のZEROSEと共に楽しいライブを作り出す。
「配信の皆さんもいつか生で僕たちを見てください」というハンビンからの言葉もあった。
こんな言葉をかけられては会場に足を運ぶしかない。
日本での公演は12月に予定されている。

セットリスト
Solar POWER
Road Movie
Take My hand
New Kidz on the Block
KILL THE ROMEO
CRUSH
In Bloom
Insomnia
Good Night
Always(ハオ)  
Over Me(ジウン、ゴヌク、リッキー、マシュー)
Switch(ハンビン、テレ、ギュビン、ユジン)
En Garde
Say My Name
Here I Am
Dear ECLIPSE
Hot Summer
SWEAT
Kidz Zone
Feel the POP
GOOD SO BAD
And I
Sunday RIDE
YURA YURA(Korean Version)
HELLO


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斉藤 恵里佳/Saito Erika
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