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Stray Kidsのワールドツアー「dominATE」がソウルで開幕!

どの瞬間も見逃せない。STAY(Stray Kidsのファン名)に楽しんでもらう、自分たちも楽しむ、そんな笑顔の溢れる公演でした。

Stray Kidsのワルドツアーがソウル公演を皮切りに開幕。海外の音楽フェスにヘッドライナーとして登場し、パワフルなパフォーマンスで海外のSTAYを魅了したStray Kidsが、ホームとなる韓国でどのようなステージを見せるのか注目が集まっていました。

韓国ではソウル・KSPO DOMEでは4日間開催され、9月1日に最終日を迎える。
この記事では、9月1日の模様をレポートする。

※ここから先はネタバレを含む表現があります。ご注意ください。


アンコールを含めた全36曲を披露

ソウル公演最終日では、アンコールを含めた全36曲、3時間を超えるステージを披露した。
7月に発売されたミニアルバム「ATE」に収録されている曲はもちろん、S-ClassやLALALALA、CASE143など人気のナンバーも忘れない。
さらには、ソリクンやLonely st.、District 9など懐かしのナンバーも登場し会場を熱狂させている。

今回も用意されたソロステージでは、8人のメンバーがそれぞれの色を理解し、新しい姿をSTAYに披露。

ハンが披露した「Hold my hand」では歌い出す前に、楽曲制作の過程で関係があったのか「フィリックス、ありがとう」という言葉を残している。ここだけでもStray Kidsの仲の良さや絆の深さが感じられる。
オールラウンダーその言葉に相応しいハンならではのステージを披露。自身の声も曲も自在に操るまさにロックスターな姿を見せた。

リノが披露した「Youth」では、可愛らしい水色のパーカーを着用してSTAYの前に現れた。直前にパフォーマンスしていたハンとのやりとりも見逃せない。
前回のツアーで披露した「Limbo」とは全く違い、曲調もダンスも可愛いくSTAYから多くの歓声が上がっていた。ダンサーを引き連れ楽しそうに歌う姿も印象的だ。

スンミンが披露した「As we are」では、月が映し出された背景にギターも持って登場した。スンミンの優しく伸びのある優しくて力強い歌声は、奏るギターの音色とリンクして会場は静寂に包まれ、彼の歌声に酔いしれていた。

ヒョンジンが披露した「So Good」では、会場の空気が一気に変わった。ここにはヒョンジンしかいない、圧倒的な表現力と世界観を見せつけていた。手足の長さを生かした存在感のあるダンス、特徴的な歌声全て余すことなく堪能できる。

バンチャンが披露した「Railway」では、大人の色気を全面に出したもはや作品のようだった。肉体も自分自身も作品として捧げるそんな気持ちを感じた。表情や仕草何もかも美しく、STAYからは悲鳴にも似た歓声が上がっていた。

アイエンが披露した「HALLUCINATION」では、かねてより挑戦したかったという大人で成長したアイエンを見せていた。衣装も歌声もセクシーで、マンネのアギパンはもういない。STAYに新しい自分を表現していた。

フィリックスが披露した「Unfair」では、低音ボイスだけでなく色んな声色を披露。ラップでは得意の低音ボイスでゴリゴリ攻めるが、歌声はとても綺麗で、1人で歌っているのか不思議に思う。とにかく衣装も全てが美しい空間だった。

チャンビンが披露した「ULTRA」では、これぞソ・チャンビンだというゴリゴリのラップが聞ける。さらには鍛え上げた肉体を余すことなく披露し、力強いダンスも披露。チャンビンのダンスのしなやかさも堪能できる。

演出にもこだわりを見せる

本公演でも、STAYを楽しませる演出がたくさん用意されていた。
Back Doorでは実際に扉を用意し、有名なフレーズであるノック音の後に、メンバーが扉から出てきてサビを踊る演出を用意。
さらにはステージを縦にも横にも、STAYをバックにし後ろにもと、自由に移動し様々な角度からパフォーマンスを披露していた。
ライブのうまさを存分に見せつけていた。

パフォーマンスにも定評のあるStray Kidsはセットリストにもこだわっている。
1曲目の「MOUNTAINS」から流れるように「ソリクン」に移る場面では歓声と共に息を呑むような静寂を感じた。
魅了される、その言葉が相応しいStray Kidsのライブは、照明も何もかもを味方につけるのが上手い。

さらに、ソリクンではダンスブレイクの振りが変わっており、S-Classのダンスブレイクは、MTV VMAs2023で披露したものを再度登場させた。
Stray Kidsはもっと進化し続ける、その姿をSTAYに見せたいという意志を感じられる。
また全編生バンドで構成されていたので、ライブならではの曲のアレンジを思う存分に堪能できるようになっている。

「DOMINO」 ではサビの重低音に乗って、メンバーが一斉にSTAYに水をかける場面もあった。とにかくSTAYを巻き込んで楽しむことに徹底している。

初披露となる楽曲も多く用意されていた。
「COMFLEX」では力強いStray Kidsを見せてきたかと思えば、「twilight」では静かにしっとりと歌い上げる。アンコールステージの「I Like It」では今回のグッズを身につけ可愛らしいダンスをダンサーと共に披露した。
とにかくかっこいい、そして笑顔の絶えない、メンバー同士の仲の良さが存分に伝わるステージとなっていた。

多くのSTAYに元気ももらって帰ってきます

今回ソウル公演では、アリーナ部分をこれまでの座席指定ではなく、スタンディングにする初めての試みがされていた。
なぜなのかは明かされていないが、突然の試みに不安に思うSTAYもいたでしょう。
しかしメンバーはSTAYへの気遣いを忘れない。
リーダーのバンチャンはMCパートで水を飲むように促していた。メンバーもスタンディングのSTAYに目を向けていた。
今回、トロッコの用意がなかった。
そこで、メンバーはステージを降りてスタンドのSTAYに駆け寄る場面も見られた。
さらには、Beyond LIVEで配信を見ているSTAYに向けてのメッセージもあり、全世界のSTAYを楽しませる内容になっている。

これから世界へツアーに出るStray KidsからSTAYへ伝えられたことがある。
「多くのSTAYに元気をもらって帰ってくるから待っていてください」
配信を見ている方もどっかに行かないでくださいという言葉がかけられた。
またカムバックのすぐ後にツアーもあり、不安に感じていたような言葉も見られた。
しかしSTAYが楽しそうにしてくれていたから吹き飛んだと笑顔で語る。
最後の写真撮影では「立ったらSTAYが見えない」という細かい気遣いまで見せるメンバー。
さらには、突然アンコールの掛け声を始めるSTAYに
「こっちにも段取りがあるから一回下がるからまた言って。」「その声じゃ出ていけないよ」というやりとりを見せた。
Stray KidsとSTAYの絆の深さを感じる場面だ。

どこまでもSTAYのことを思い、そしてSTAYとのやりとりを思いきり楽しんでる。

毎回違う表現でさまざまな色を見せSTAYを楽しませてくれるStray Kids。
世界を周り進化していく姿を日本で見るのが楽しみだ。

ーセットリストー
MOUNTAINS
ソリクン
JJAM
-MC-
District 9
Back Door
Hold my hand(ハン)
Youth(リノ)
As we are(スンミン)
So Good(ヒョンジン)
Chk Chk BOOM
TOPLINE
Super Bowl
COMFLEX
LALALALA
twilight
Loneli st.
Social Path(Korean Ver.)[feat.LiSA]
Railway(バンチャン)
HALLUCINATION(アイエン)
Unfair(フィリックス)
ULTRA(チャンビン)
GET LIT
ITEM
DOMINO
God's Menu
S-Class
-MC-
VENOM
MANIAC
-アンコールステージ-
I Like It
CASE143
My pace
-MC-
Stray Kids
MIROH
-ダブルアンコールステージ-
Chk Chk BOOM(Festival ver.)
STAR LOST
-トリプルアンコールステージ-
HEAVEN


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斉藤 恵里佳/Saito Erika
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