人間観察日記at大阪

この週末久しぶりに大阪にやってきた。
一人で新幹線に乗って、街をぶらりすることも久々だったので色んなことじっくり見て色々なことを感じた。それを綴っていく。

土曜日の朝、新幹線に乗って移動。
一本めで隣に座った人はあらゆる持ち物がカエルだった。
二本目は隣がカップルで、女の子は彼氏に実況しながらメイクを始めた。
香水をふった。おかげで酔ってトイレに篭った。
怒りたかったけど、結構いい人だから何も言えなかった。

今回の大阪旅の目的は幼なじみと念願のSixTONESのライブに参加することだった。新幹線で既にたくさんのファンたちを見かけ、遠くから大変やなと他人事のように思ったのは、私が大阪出身でライブに加え祖父母に会いにいくというイベントもあったから。

二人は80代と90代のお年ながら元気で明るいスーパーおじいちゃんとおばあちゃん。でもやっぱり何かと不便なことはあって、何かお手伝いができればと思って帰省するが、逆にいつも何かしてもらってしまう。
大好きな二人。
京セラに向かう前に一度二人に会いに生まれ故郷に向かった。
過ごした年数は2年ほどだが、やっぱりどこか落ち着くし好きな町だ。

幼なじみとはかれこれ20年の付き合いになる。
彼女はとても優しくて明るくて面白くて、いい友達だ。たまに振り回されるけど。年は一つしか変わらないけど、小学生の頃の1年は大きいもので私にとっては姉のような存在でもある。良いことから悪いことまで色んなことを彼女を見て勉強した。

そんな彼女はその日仕事で開演前に待ち合わせをしていた。
その時、後のベンチで中学生ぐらいの3人組の女の子たちがいた。
一人の子が項垂れていて、それを見た他の子が「あんたそんなくらい顔したらあかん、気にすんな、笑ってないと幸せになんてなられへん。」と言った。なんか貫禄あるな〜って思って聞いてたら、どうやら
項垂れちゃんは好きな人に既読無視をされたらしい。その後返信が返ってくるとニコニコちゃんに変わって貫禄ちゃんは「ほらな、わろたらええねん」ってまたアドヴァイスしてた。
そうしているうちに幼なじみは現れ、私らもベラベラ喋りながら移動した。

ライブを楽しんだ後、マクドで語って疲れたので私らは解散することにした。でも、まだ喋る体力はあるので環状線をわざと逆回りで乗って解散駅まで喋り倒した。仲ええな。また会おな〜って家目と鼻の先ぐらいの感覚のあいさつをして別れ、一人で電車に乗ると土曜日やから飲み会帰りのおじちゃんおばちゃんが隣に座った。酔った二人はご機嫌に喋ってた。二人だけじゃない。周りのおじおばお兄お姉みんな陽気に喋ってた。
東京の電車なら騒音に感じるトークは大阪の電車じゃ、何も感じない。
人柄と振る舞い方やろなと改めて感じた。

私は大阪好き。
人も街も。

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