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俳壇投稿この一年
昨年の八月より俳誌「俳壇」へ投稿をはじめ丁度一年になり一区切りに当たり集計してみましたが成績は【佳作】だけでした。
☆は二人の先生にとって頂いた句です。
白々と闇の山麓蕎麦の花
疎まれし孤立無援が毒茸
小春日や一句一句を百句塚
☆空つ風片葉の葦の大撓み☆
色白の着物の似合ふ針供養
☆春麗ら野の香のうどん啜りけり
☆ぼさぼさの垣繕へり父の髪
白ハンカチ遠き波止場の春の宵
滑空のかわらけ迷ふ桜かな
まんぱちの湯気あつあつと柏餅
田水張る千枚棚田の映す空
つるつると竹の皮脱ぐ肌の艶
木下闇川のこちらの無人駅
ぺんぺん草乗馬学校杭残り