「はじめてのグラフィックレコーディング 」

ファシリテーションに興味があるので、読んでみました。

字を書くということ

私自身はパソコンやスマホで文章を作ることが多くなったので、文字を書くことが少なくなり、漢字を忘れ、書いた字はふにゃふにゃになっています。

ちょっと前は、会議でホワイトボードに発言の要旨を書いたりしてましたが、テレワークが始まって、そういう機会も減りました。

ところが、資格試験などで文字を書く機会があったりして、これはなんとかしないといけないな、と、積極的に字を書くようにしています。

そうすると、どうやればきれいな字を書けるようになるか、に意識が行くようになり、ペン先の角度や姿勢などをいろいろ変えたり、道具に凝ってみたりし始めて、今まで持ったことのない万年筆も使うようになってしまいました。

万年筆は、ペン先がどうなっているかを気にしていないときちんと字が書けない構造になっているので、今の私にはちょうど良いと思っています。

この本で学んだこと

そういうときに、この本のきれいな字を書くコツの一つ、「角を閉じる」が参考になりました。

「口」などのような字の場合、四隅をきちんと閉じて、かつ、線がはみ出さないようにする、という原則です。

急いで書いていると、この原則を守らずに「Z」みたいな字になっていたので、心落ち着けてゆっくり書くようにしていましたが、それは結局この原則にしたがっていたんだな、と納得がいったわけです。そうすると、他の文字にも応用できるようになり、以前よりはきれいな字を書けるようになったと思います。

それでも急ぐときは

この本には親切にも、急いで書く時のコツも載っていました。「口」の代わりに「〇」を使うのです。

おお、これはすごい!

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