「アフターデジタル2 UXと自由」

DX(デジタルトランスフォーメーション)というと、必ず中国の事例が出てくるのですが、この本を読んでその理由がわかりました。

接触頻度を上げて顧客との関係を強化するためにICTを活用しよう、顧客数と接触頻度をどんどん増やすと、顧客が抱えている問題が社会課題として認識されるようになる、という話に読めました。

接触頻度を上げて顧客と関係強化を図る、という図式は、中小企業診断士試験にも見られます。

地域の顧客を相手にしていた中小企業が、地域の人口減少や、所属する商店街が寂れたりして、来店客が少なくなっている対策として、地域のイベントを開催して人を呼び込んだり、DMやSNSで遠方の顧客との関係作りを始める、という事例が出てくるのです。

DXと中小企業には、親和性があるのではないでしょうか。



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