Ep.11 誰かにとってのシルバーブレット
めちゃくちゃ前に書いたやつです。すみません。
劇場版 名探偵コナン 緋色の弾丸
公開おめでとうございます。
(※ネタバレ無しです!)
もちろん初日に頂いてきました。
最近、本業とは別でお仕事をいただいてバタバタした毎日を送っているのですが、それがすごくすごく大変で、ストレスと疲労を蓄積する毎日。
当然公開初日も仕事で、子供が多いので土日休みに映画館に行くのは苦手で、いつ観ようどうしよう、と思っていたんですけど、
どうしても疲れて、泣きたくて、しんどくて、公開初日の最後の回で観てきました。
レイトショー最高……✨
いつもは通常版観てから4DXを観るんですけど、今年は同時公開で4DX系列だけ青山先生が描かれた入場者特典があって、それがどーーーーっしてもほしくてですね!
でも最初はまずお話に集中したいから、椅子動くとか要らないな……って思ってたんですけど、特典の割り振りでドルビーシネマもOKだってことだったので初めてのドルビーシネマに行ってきました。
ドルビーシネマは、映像と音に長けたシネマらしく、立体的なサウンドがめちゃくちゃ良かったです。スピーカーがたくさんついてるみたいで、音が右から左に走っていったり、後ろのほうにいたり、囁き声や自然界の音が凄くリアル!映像も彩やか!とまではいかないんですけど、目に刺激が強くなくて、発色としては自然な方なのかな?という印象でした。何よりドルビーシネマの紹介映像がかっこよかったです。
スクリーンに入ったら変な違和感があって、なんだろー?と思ってたんですけど先日気が付きました。
不思議なことに、数ヶ月前に鬼滅を観に行った時には一席空けてあったのに、コナンを観に行った時は満席だったんですよね。
ディスタンスどこ行ったんや!とも思ったんですけど、あの日、仕事帰りでスーツで行ったら横一列のお客さんほとんどスーツで「皆さんお疲れ様です!」って気持ちになれてこの【特上のご褒美】感が満載で良かったです。今日まで楽しみにしてた人達が、一週間の仕事終わりのクタクタな身体で、自分へのご褒美として観に来てしまう、そういう愛される作品なんだっていうファンとしての喜びがあって良かったです。嬉しかったです。皆が戦友になったような気持ち。(勝手)
兎にも角にも、映画ですよ。
やっと、やっとの思いで観れました。
何とも言い難いんですけど、最高でした。
こう、私ってこれだからコナンが好きであれだけ待てたんだ!っていう実感がフツフツと沸いてくるような作品でした。
各々のキャラ性、関係性をストーリーとミステリと上手く絡め見る人の脳を働かせながらも、目と耳も飽きさせない魅せ方が劇場版のコナンにはあると思うんです。原作はもちろん最上に最高だけど、紙では描ききれない人物の動きの良さ、アクションの魅力を最大限に引き出しているなぁと。
そして所々で出てくる青山先生の原画シーン。ひと目見るだけで「青山先生の原画シーンだ!」ってわかるのに、他のアニメ画を押し退け過ぎず、グワッと人の感情を動かしていく一瞬が、とてつもなく好きです。
この1年、はじめて経験したコナンの映画がない1年でした。コナンだけでなく本当に色んなことが変わって、我慢したり、無くなったりしましたね。意外と平気だったな、あっという間だったなって思う方もいれば、長かった!辛かった、と思う方もいると思います。
私もどちらかと言うと「あれ、もう映画やーん!あっという間やったやーん!」って思っていた方で、やったやったーわーいわいって思って映画観に行ったんですけどね。そうは思えど、やっぱりこの1年、心のどこかで何かを諦めたり悔やんだりしていたってことに映画開始3秒経ったあたりで気が付きました。
長かったです、この1年。
何だかんだやり過ごしたように思っていた1年は、私にとってすごくしんどくて辛い1年でした。原作は進んでいたし、アニコナもあったけど、行くはずだったイベントに行けなくなったり、たくさんの約束を「コロナが収まったらね」と言って有耶無耶にした。
私、頑張ってたんだなぁ!私は辛かったんだなぁと、映画のエンドロールを見ながら思いました。今日まで頑張った全て事が、やっと認められたような報われたような気がして、嬉しくて、明日からも頑張って生きようと思いました。(来年の映画のために。)
シルバーブレットは、狼男を唯一倒すことの出来る銀の弾丸。最後の砦であり、世界を必ず射抜く弾丸。
皆さんそれぞれ自分の世界があって、その中にいるとおもうんです、シルバーブレットとなる『誰か』が。
映画には私の大好きな快斗くんは出てこないんですけどね、私にとってのシルバーブレットは、言うなれば私にとってのビッグジュエルは快斗くんなんだなって思いました。
また延期になった映画もある、どうするのが正しいのかわからないことはわからないまま、いつになったら海外に行けるのかもわからない。
元の生活にはもう戻れないと思っています。アフターコロナと言われている《コロナが収まったあとの世界》は一体どんな生活なんでしょうか?
不安ばかりだけど
名探偵コナンに久しぶりに触れて、心から好きだと泣いて、すっきりしました。
好きです、名探偵コナンという作品が好きだ!!
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