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リーダーの言葉

危機的な状況にある時、リーダーの判断がその組織(会社、仲間、家族など)の命運を左右する。

今朝、宮古島などでダグズバーガーを展開しているオーナーのダグ(照井)さんが書いたFacebookのタイムライン記事を読んで感動した。米国にいるダグさんが、サンフランシスコの現状を確認したことで危機感をリアルに感じ、沖縄の従業員に向けて送ったメッセージ。全ての組織のリーダーに読んで欲しいくらい素晴らしい愛のあるメッセージだ。

以下は、Facebookから従業員へのメッセージを全文転載した。

正社員の皆さんへ
今から、皆さんに非常に難しい質問をしますので、よーく考えてから私だけに個人LINEで返事をください。
(背景)
万が一日本政府がすべての飲食店の閉鎖を命令した場合(アメリカではすでに起きている)、または弊社内から発症者がでて弊社が短期的に閉店に追い込まれた場合、私は、正社員の皆さんに関しては、私の私財を使ってでも全員の雇用を守りたいと思っています。
(お願い)
そこで、皆さん各々が、マックスの節約をした上での毎月の生活の最低必要額を教えてください。最低必要額とは → (飲みを含まない)食費、家賃、子供の学費、各種ローン、交通費、車維持費、光熱費、通信費、介護費などです。簡単に言うと「贅沢をしないで且つ他人にも迷惑をかけない程度に必死に我慢をしたら一番安く毎月いくらで生活ができるか?」ということです。
(解答方法)
この最低必要額を「手取りで毎月●●万円」という言い方で教えてください。そしてこれが23人分揃った時点で私が全員分を足して、その総額に対して照井銀行が何ヶ月耐えられるかを計算します。
このみんなから来る「手取りで毎月●●万円」という回答に対して、私は絶対に「えー、本当にそんなに必要?」とか「何にそんなに使うの?」など、一切問わないことを約束しますので、これを読んでいる23名は明日までに必ず自分の数字を私に送ってください。送ってこない正社員に関しては、それは自分の配偶者の収入、または自分の貯蓄だけで最低限の生活をしながら生き延びることができるのだと判断します。本当に知りたいのは「理想額」ではなくて「最低額」ですのでお忘れなく。
(最後に)
勿論こんな状況にならないことを私が一番願っています。しかし今のアメリカを見ていると日本もかなり危険な状況です。これが取り越し苦労で終わりますように。しかし今回は人類規模の大危機です。

こんなに愛情を持った素晴らしいリーダーがいるんですね。本当に素晴らしいリーダーシップだと思います。


おわり


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