失敗は成功のもと 〜成功者の共通点〜
「失敗は成功のもと」という言葉は、誰でも知っていますよね。
「失敗は成功の母」なんていう言い方も、あるかもしれません。
しかしその言葉を知っている何割の人が、失敗を恐れずにチャレンジできているでしょうか？
私を含めて、ついつい躊躇（ちゅうちょ）してしまう人が多いのではないでしょうか・・・。
頭では分かっていても、ついついネガティブな思考になってしまうことがあります。だって・・・失敗が怖いから・・・。
一方で失敗が必ずしも悪いことではないということを、頭では分かってはいるのですが・・・。
失敗がなかったら
もしあなたの人生に失敗がなかったらどうでしょうか？
嬉しいです。
気持ちがいいです。
楽しいです。
果たして本当にそうでしょうか？？？
今までの自分の人生を振り返ると、どんな記憶を思い出すでしょうか？
私の場合は・・・、
楽しいこと。
嬉しいこと。
悔しいこと。
悲しいこと。
幸せなこと、などなど。
色々な思い出がありますが、きっと失敗も成功もあり、その時の喜怒哀楽の起伏があるから、尊い思い出なのではないでしょうか。
失敗をしたくなければ、挑戦をしなければ良いのです。
しかし挑戦なき人生に、成長はありません。
成長のない人生は、楽しいでしょうか？？
失敗の種類
挑戦する中で人は成長します。
そしてその過程では「経験という名の多くの失敗」をすることで、人は成長し人生が豊かになっていきます。
失敗から学ぶことが多くあるのです！！
子どもが夢中になるアニメでは、様々な出来事があるから魅力的な物語になるのであって、順風満帆な物語だったら、きっとつまらないですよね！
でも自分のこととなると、どうしても失敗したくないと思ってしまうのが人間の性ですね（笑）
しかし決してすべての失敗が悪いわけではなく、失敗には種類があります。
「自らチャレンジして招いた失敗」は、さらに万々歳（ばんばんざい）です！！
自らチャレンジすると、そこにはエネルギーが注入されます。
そのチャレンジをした結果が、望むものであってもそうでなくても、そこには深い感情が記憶と共に残ります。
この積み重ねが経験値であり、自分の人生を支えてくれるものになるのです。
その「自らチャレンジして招いた失敗」の中でも「はじめての失敗」は、万々歳です！！
はじめての経験があるので、その次が生まれてくるのです。
何ごとも「ゼロからイチを生み出す」行為は価値があり、誰にでも出来ることではありません。
そして、はじめてのチャレンジには、様々な感情が伴います。
例えば・・・。
恐れ。
恐怖。
高揚感。
ワクワク感。
闘争本能、などなど。
これは、はじめてのチャレンジだから得られる感情であり、貴重な経験なのです。
一方で、喜ばれない失敗があります。
それは「同じ失敗を繰り返してしまうこと」です。
１つの失敗から学び、その経験を生かして、同じ失敗を繰り返さないように学んでいくことが大切です。
失敗は当たり前
話は少し変わりますが・・・。
私は以前、プロゴルファーを志した時がありまして、その時にコーチから次のことを言われました。
ゴルフはミスショットでつくるゲームだ。プロでも100回打ってナイスショットは２～３回あるかないかだ。つまりナイスショットは期待しても出る確率が少なく、ほとんどがミスショットだというスポーツがゴルフだ。だからミスショットを想定しながらゲームを組み立てることが重要なのだ。
言い方を変えれば・・・
いかにミスをしないか？
いかにミスをするか？
どうやって大きなミスを避けるか？
どこまでの小さなミスを受け入れるか？
どのようにミスショットでゲームをつくるか？
こんなことを考えながら、コースマネジメントをするのがゴルフなのです。
プロでもほとんどが失敗なのですから、失敗は特別なものではなく当たり前なのです。
ちなみに補足をすると・・・
プロでも失敗ばかりと書きましたが、プロは技術が高いので、周りの人にはそれが失敗に見えないのです。技術の高いプロでもたくさんの失敗と向き合いながら成長しているのです。
成功者の共通点
それでは、おさらいを兼ねて、成功者の共通点をご紹介します。
「失敗から学ぶ ～成功者の共通点～」は、良い失敗を積み重ねることです。
良い失敗とは・・・、
「自らチャレンジした失敗」
「はじめての失敗」
そして成功者のもう１つの共通点は、悪い失敗をしないことです。
悪い失敗とは、過去に経験したことのある「同じ失敗を繰り返すこと」です。
そして最後に何よりも大切なことが・・・、
失敗をしたくなければ、挑戦をしなければ良いのですが、挑戦なき人生に、成長はありません。
成長のない人生は、きっとつまらない人生です。
そうであるならば、挑戦あるのみですね！
それでも、大きな一歩が踏み出せない方は、こちら「半歩の積極性」をご覧ください。