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偉い人、目上の人に臆さない方法

仕事で偉い人にビビって頭が真っ白になったり、相手の勢いに押し切られたり、言うべきことを言えないことってありますよね。

私も多々あります。

そんな人と話す際は事前に何をどう話すか考えたり、質問が飛んだ際の返答を用意したり、気合を入れたり(『今日は気を強く持つぞ』など)、様々な準備をしたりしますが、いざ対面すると思うように話せなかったり、振る舞えなかったりします。

予め準備をしたのに何故こんなことが起きるのでしょうか?

もちろん、自分の能力・経験・知識などに左右されることもあると思いますが、今回はそれらが一定以上ある前提での話とします。

この状況を改善する方法は2つあります。


まず1つ目は、『どんな人も自分と同じ普通の人間であることを理解する』ことです。

例えば、会社にものすごく仕事が出来て、オーラをまとっている上司がいるとしましょう。当然、そんな人に対し、周囲は畏怖の念を持っていることでしょう。しかし、そんな人も家に帰れば、パンツ一丁でソファーの上でゴロゴロしながらYouTubeを見てたり、奥さんに怒られたりしているわけです。

どんな人でもかっこ悪い、情けない一面を持っている僕らと同じ普通の人間なんです。
それを理解した上で接すれば、これまでより相手を近い存在に感じられ、必要以上に臆さなくなるのではないでしょうか。


2つ目は、『自分の立場、自分が出来ることを理解する』ことです。

例えば、あなたはメーカーのある部署の課長で、自社の重役からある案件(あなたの専門分野)で相談を依頼されるとしましょう。漠然と考えると相手は重役なのですから、緊張するし、打合せが失敗したらどうしようとか、怖いなどと考えてしまうかもしれません。

そんな時、自分が部署の課長であること、その案件に関する専門的な見識を持っていることを『リアルに理解する』のです。そうすれば部署を代表する課長として、自分の専門的な見識をもとに重役の相談に対し、意見や提案を行うことに集中するのみになります。先ほどのネガティブなことを考えることは減り、やるべきことに集中出来るようになります。


以上ふたつの方法を挙げさせて頂きましたが、これらの本質は、『相手と自分の立ち位置を客観的に捉える』ということです。
過度な怖れや緊張を感じるのは、相手を実際より大きく見てしまっていること、自分を実際より小さく見てしまっているためなのです。

相手と自分の立ち位置を客観的に捉えられれば、どんな相手に対しても臆せずに平常心を保ち、的確な対応が出来ると思います。

私自身もまだまだ出来ていないことが多いので、改善していければと思います。



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