AIに奪われる未来

皆さんは「AI化」について深く考えたことがあるだろうか。

近年、AIの凄まじい進化と普及により人間の仕事が奪われていく可能性が懸念されている。

銀行員や事務員などAIに雇用が奪われる可能性の高い職業もあれば、スポーツ選手やアーティスト、法律系などはAI化による雇用への影響は少ないとされている。

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少し話は変わるが、先日いつものセットメンツでいきつけの雀荘に行った。

入店するといつも通り
「いぃ〜らっしゃいませぇ〜⤴︎」
と若い店員の声が響く。

雀荘には口上と呼ばれるものがある。

店によって内容は変わってくるが、フリーのお客さんがトップをとったら
「〇〇さん、おぉ〜めでとうございまぁ〜す！」

オーラスになれば
「〇卓オーラスです！がんばりましょぉ〜！」

などの決まり文句が、聞いててこっちが恥ずかしくなるくらいの大声で叫ばれる。

この日の私はかなりツイてて、遊んでる最中に国士を自摸った。

それも配牌7種からチャンタorチートイor国士狙いつつの降り打ちで、2段目まで1枚も有効牌を持ってこれなかったが、3段目から全て国士の有効牌を引き入れ海底で9m自摸って16000オール。

正直かなりの量の悪い汁が出てしまった。

私はすぐさま下家の友達にドヤ顔でこの和了の説明をしたが、友達は

「はいはい凄い凄い、おめでとうございます」と軽く聞き流した。

その時だった。雀荘内に

「おぉ〜めでとうございまぁ〜す！」

と店員達の声が響き渡った。

店員は本走に入っていたために周りの状況が確認できなかったので、友達の

「おめでとうございます」

に体が勝手に反応して口上を叫んでしまったのだ。

これはもう体の中に仕事がプログラムされてるとしか思えない。

私の知らない間に、雀荘店員はAI化が進んでいた。

AI化によって仕事が真っ先に奪われるのは麻雀業界なのかもしれない。