抜け感って実際なんなのか?抜け感の作り方
皆さんおはこんばんにちわ。スカリーです。
今回は今雑誌やSNSでは毎日のように見かける
「抜け感」
についてのお話です。
そもそも抜け感ってなに?って所から作り方の基礎までをサクッとご紹介。
抜け感はとても大事なテクニックでもありながら、実際危険を伴うテクニックでもあります。
だからこそ、しっかりと使い方を理解してファッションの格上げをしましょう!
そもそも抜け感とは?
抜け感という曖昧な表現を理解する
抜け感とは実際に調べると下記のような情報が見て取れます。
しかし、実際の所とても曖昧な表現で迷う人が多くいるのが難点です。
そもそも抜け感とは各雑誌やSNS上でも使われる言葉ですが、使用者によって微妙に意味が変わってくる言葉です。
なので私は私なりに皆さんに伝えやすいようにかみ砕いてみようと思います。
抜け感とはシンプルに表現すると
「ファッションの方向性を整えてそこにあえてそぐわないアイテムを入れる事」
と私は定義しています。
もっと雑に表現すると
「ファッションがキマりすぎていると緊張感がでるので、少しキメすぎない感じにして馴れてる感じを出す事」
のほうがわかりやすいでしょうか?
もっと心の声を出すと
「普段から私はオシャレだけどそれだとちょっと頑張りすぎてる感あって逆にダサい気がするから、あえてちょっと雰囲気違うアイテム入れてキマり過ぎないようにしてる私かっこいい」
的な表現がよいかもしれません。
要するに大切なのは、
「普段から抜け感はオシャレに決め込んでいる事が前提なんです」
ここ本当に大事です。
よく顧客様より抜け感アイテム入れてるのになんか上手く行かないといったご相談を受けますが、多くの場合それはアイテムの問題では無く
抜け過ぎちゃって間抜けになってます。
大事なのは、あくまで少しだけ抜けていることです。
抜け感の作り方初級
ではどのように抜け感を作るか?
方法は簡単です。
まず服装の方向性(ジャンル)を整えてコーディネイトする
整っているジャンルとは真逆のアイテムを差し込む(小物も可能)
ただこれだけです。
例として
上下セットアップのスーツにワイシャツを合わせる男女共に最も王道なスーツコーデが基本系
TOP Yシャツ/ブラウス(フォーマル)
OUTER テーラードJK(フォーマル)
BOTTOMS セットアップスラックス(フォーマル)
というコーデが完全に方向性が整っている状態から
TOP Yシャツ/ブラウス(フォーマル)
OUTER テーラードJK(フォーマル)
BOTTOMS デニムパンツ(カジュアル)☜抜け感アイテム
とボトムス部分がストリートやカジュアルイメージの強いデニムパンツに変える事でジャケットコーデの中に真逆のアイテムが差し込まれ抜け感になるんです。
逆に、
TOP Tシャツ(カジュアル)
OUTER テーラードJK(フォーマル)☜抜け感アイテム
BOTTOMS デニムパンツ(カジュアル)
とコーディネイトすると抜け感アイテムが替わるんですね。
カジュアルなコーデにフォーマルが+されている状態と逆になるわけです。
このように抜け感の基礎を理解すると、意外にコーディネイトの幅が広がりますよ!
女性であればフェミニンなワンピにスニーカーというコーデも抜け感コーデの王道ですよね!
抜け感の注意点
以前の記事に書いた洋服のジャンルと点数理論を読んで頂くとここから先がわかりやすくなりますので要チェック!
抜け感はある意味あえて抜けを作っているため、間違うとだらしなくなりすぎたり表現が曖昧になったりしてしまいます。
その際に大切なのはまずコーディネイトの評価点を最低でも3点以上(2点でもギリギリ可能)にしてゆかなければならないのですが、抜け感アイテムは真逆のアイテムなんで評価点を下げてしまうアイテムになってしまうのです。
要するに、抜け感アイテムと基準のアイテムのバランスを取らないと評価点が下がり
「間抜けに」
なるんですね。
例として
TOP Yシャツ/ブラウス(フォーマル)1点
OUTER テーラードJK(フォーマル)2点
BOTTOMS 変形サルエルカーゴパンツ(カジュアル)2点☜抜け感アイテム
のようなコーディネイトをすると
1点+1点ー2点=0点
となってしまい、とてもバランスが悪くちぐはぐに見えるコーディネイトになってしまう訳です。
これが抜け感を出す際の失敗例なので皆さんは注意して抜け感を作ってオシャレになってゆきましょう!
もちろんファッションに正解はありませんがまずは基準から学ぶとファッションはより楽しくなりますよ!
今回の学美はここまで、次回もお付き合いください。
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