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子どもが暴力を受けたのに、結局泣き寝入りでした

子どもが学校でいじめを受け、一方的な暴力で怪我をしました。親としては何としてでも子どもを守りたくて、学校に相談しました。しかし、その後の学校の対応は本当にがっかりするものでした。「ことを大げさにしないように」「子ども同士のことだから」と繰り返され、結局、いじめの解決に向けて何も動いてくれませんでした。

どうしても納得できなくて、教育委員会や警察、子育て相談機関、役所など、思いつく限りのところに相談しました。でも、どこに行っても「まずは学校と話してください」と言われるばかり。たらい回しにされて、最終的には「これは学校の内部で解決すべきことです」と戻される始末でした。

その間にも、子どもの心の傷はどんどん深くなっていきます。家では「学校に行きたくない」と泣きながら訴え、夜も眠れずに震える日々が続きました。それを見ていると、本当に心が張り裂けそうでした。「どうしてこんな状況になってしまったのか」「子どもがこんなに苦しんでいるのに、誰も助けてくれないのか」という絶望感でいっぱいでした。


学校は誰の味方なのか?

学校の先生からは、「大ごとにしないでほしい」と言われました。でも、子どもが怪我をするほどの暴力を受けているのに、それを「大ごと」と言わずして何と言えばいいのでしょうか?私は子どもの安全を守りたいだけなのに、どうしてそれが「大げさ」と言われなければならないのでしょうか?

学校の対応を待っていたら、いじめはどんどんエスカレートしていきます。加害者の子どもは何も咎められることがなく、被害者であるうちの子だけが苦しむ現実。それを黙って見過ごせと言われるのは、本当に理不尽です。


泣き寝入りするしかないのか

相談した先でたらい回しにされ、学校でも解決に動いてくれない。結局、私たち親子は泣き寝入りするしかありませんでした。それでも、どうしても納得がいきません。子どもを守りたいという思いで、私は行動しただけです。それを「大げさにした親」として扱われたことが、悔しくてたまりません

一方的な暴力を受け、子どもが傷ついているのに、なぜ被害者側が「声を上げたことが間違いだった」とされるのでしょうか。このままでは、いじめや暴力が隠されるばかりで、同じように苦しむ子どもが増えてしまうのではないかと不安になります。


誰もが安心して過ごせる学校を

私たちのような親子がこれ以上増えないように、学校はもっと真剣にいじめや暴力に向き合うべきです。そして、教育委員会や相談機関も、たらい回しではなく、実際に動いてくれる仕組みを作ってほしいと強く願います。

親として、子どもを守るためにできることは何でもしたい。それが間違いだとは思いません。これを読んで、同じような悩みを抱える方が「一人じゃない」と感じてもらえたら嬉しいです。そして、子どもたちが安心して学校生活を送れる未来のために、声を上げ続けることを諦めないでいきたいと思います。

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