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いじめ問題で警察に相談した結果

子どもが小学校でいじめに遭い、怪我をしたーーー。
学校側の加害者を守る態度に失望し、警察に相談することを決めました。最初は警察も真剣に話を聞いてくれて、「触法事件として扱える可能性がある」と言われました。学校にも事実確認を行うと約束してくれ、ようやく救われる思いがしました。

<触法事件とは>
触法事件とは、14歳未満の少年が刑罰法令に触れる行為をした事件です。14歳未満の少年は刑事責任能力がないため、少年事件とは異なる取扱いがなされます。警察が事件の調査を行い、児童相談所が介入する場合もあります。

しかし、それから1ヶ月後、警察から電話がありました。「その後、どうなりましたか?」と聞かれたので、「学校が事実を捻じ曲げ、加害者を守っているため、話がまったく進まない」と答えました。すると、警察から返ってきたのは、「あなた(被害者)が謝罪を受け入れないから話が進まないのでは?」という言葉でした。


学校の圧力が見え隠れする対応

警察からのこの言葉に、驚きと同時に憤りを感じました。
なぜ警察がそんなことを言うのかと思い、警察の担当者と少し話をしてみると、状況が理解できました。
なんと学校側が警察に「被害者が謝罪を受け入れず、困っている」と相談していたようです。これには言葉を失いました。被害者であるこちらが悪者扱いされているような気がしました。

さらに、警察は最初に「触法事件として扱える」と言っていたのに、「もう1ヶ月以上経っているので難しい」「周りの子どもたち(クラスの子)にも時間を取らせることになりますし・・・」と、まるでなだめるような口調に変わりました。最初に相談した時とは、全く異なる態度です。
結局、警察は学校の言うことだけを信じるのですか?


被害者の声がかき消される現実

学校がいじめを隠蔽するために事実を捻じ曲げ、それが警察にまで影響を及ぼす現実。被害者の声がどれだけ小さくされ、無視されているかを痛感しました。怪我をしているのに、なぜこちらが「謝罪を受け入れない」と責められなければならないのか。
いじめ被害者が救われる道はどこにあるのでしょうか。
正義って何でしょうか。


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