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Googleフォーム先着順で締め切りたい【GAS】

こんにちは。

気軽に申し込みフォームを作成できるGoogleフォーム。その手軽さから昨今イベントやセミナーの申し込みでよく使われていますよね。また、Googleフォームに入力された情報はスプレッドシートに蓄積されていくので、大変便利です。

Googleフォームを使ってイベントの申し込みフォームを作ったんだけど、今回のイベントは定員が決まっているので、先着◯名で締め切るにはどうしたらいいの? と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

このnoteでは申込者が一定の数に達するとGoogleフォームの回答を締め切る方法を解説します。

1. イベント申し込みフォームを作成する。

フォーム自体の作成方法については割愛しますが、Googleフォームではイベント参加申込書のテンプレートも用意されていますのでそれらを活用することができます。

2. スクリプトエディタを開く

3. スクリプトをコピペする

スクリプトエディタにすでに入力されているfunction myFunctionは一度全て消してください。そして、下のスクリプトをコピペします。数字の100と書かれている箇所が申し込みの上限(定員)ですので、実際の上限(定員)の数に書き換えます。

スクリーンショット 2022-01-09 8.38.22
function formAutoClose() {
 var limitNumber = 100; //ここの100という数字が定員。100を任意の数字に書き換える。必ず半角数字で。

 var form = FormApp.getActiveForm();//今回作ったGoogleフォームを取得
 if (form.getResponses().length = limitNumber) { //もしフォームの回答が定員の数と同じになれば
   form.setAcceptingResponses(false); //フォームの回答を受け付けなくする
 }
}

4. 保存

一旦「プロジェクトを保存」しましょう。

スクリーンショット 2022-01-09 8.48.02

5. トリガーを設定する

スクリプトエディタの左側にある時計マーク(トリガー)をクリックします。

スクリーンショット 2022-01-09 8.49.18

「トリガーを追加」

スクリーンショット 2022-01-09 8.50.45

下の画像のように「フォーム送信時」を選択して「保存」します。

6. 承認作業

承認方法について詳しくはこちら↓

承認が完了し、トリガーにformAutoClose関数が追加されていれば完了

スクリーンショット 2022-01-09 8.59.35

回答を締め切った後のメッセージを追加する

回答のタブから、「回答を受付中」をオフにします。
ここで、受け付け締め切り後回答者に表示するメッセージを書き換えることができます。(デフォルトのままでよければそのままでも大丈夫です。)

実際に申し込みを開始する場合は回答を「オン」にすることをお忘れなく!

終わりに

GASを使えばいろんな作業が自動化でき、業務改善に繋がります。Google Workspaceのアプリケーションを使って「こんなことできたら便利なのに」ということがあればぜひコメント欄へ!

GASについてもっと知りたいという方は『Google Apps Script完全入門』がおすすめです。

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