見出し画像

副業収入の税金対策にiDeCoを活用!私が始めた理由と今後の期待

iDeCo再考のきっかけ

副業を始めて収入が増えると、うれしい反面、「思った以上に税金が増えてびっくりした!」という経験をした人は多いのではないでしょうか?

実は、私自身もその一人です。

本業と副業を掛け持ちして収入が増えたのは喜ばしいことでしたが、年末調整の書類を見て思わず「え!?こんなに引かれるの!?」と驚愕…。

副業で頑張ったはずが、「こんなに税金で持っていかれるのは嫌だ!!」と感じた瞬間でした。

実は、iDeCoの存在自体は前々から知っていました。

しかし、「60歳までお金を引き出せない」「手数料がかかる」といったデメリットが気になり、なかなか踏み切れずにいたのです。

正直なところ、「使い勝手が悪そう」というイメージがあったため、まずはNISAだけ始めて、iDeCoは敬遠していました。

しかし、ひと月の副業収入が40万円そこそこまで増えたことで、税金の負担がさらに大きくなり、改めてiDeCoの制度を見直してみることにしました。

調べてみると、掛け金が全額所得控除になる節税効果の大きさや、老後資金の計画的な積み立てができるというメリットが、これまで気になっていたデメリットを上回ると気づいたのです。「これならやってみる価値がある」と考え直し、意を決して始めることにしました。

この記事では、私がiDeCoを始めるに至った経緯やその効果、デメリットとどう向き合ったかを詳しくお伝えします。

読んでいただくことで、「これなら自分にもできる」と思えるきっかけになれば幸いです。


iDeCoって何?簡単解説

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、簡単に言えば、自分で決めた金額を毎月積み立てて運用し、老後に受け取るための資産形成制度です。

特徴的なのは、税金の負担を軽減しながらお金を積み立てられる点です。

iDeCoの3つの大きな特徴

  1. 掛け金が全額所得控除になる

    • 毎月積み立てた掛け金が所得控除の対象になります。これにより、所得税や住民税の負担が軽減されます。たとえば、年間24万円をiDeCoに積み立てた場合、課税対象となる所得が24万円減り、税率に応じて節税効果が得られます。

  2. 運用益が非課税

    • iDeCoで運用して得た利益は非課税です。通常、金融商品の運用益には20.315%の税金がかかりますが、iDeCoではそれが免除されます。長期運用するほど、この非課税効果の恩恵が大きくなります。

  3. 受け取るときも優遇がある

    • 老後にiDeCoの資金を受け取る際、一括受取なら「退職所得控除」、分割受取なら「公的年金等控除」が適用されるため、税金を抑えた形で資金を手にできます。


iDeCoが副業に向いている理由

副業をしている人にとって、iDeCoは特に効果的です。

理由は、課税所得が高いほど節税効果が大きくなるからです。

本業+副業の収入が増えると、住民税や所得税の負担が上がります。

iDeCoを活用すれば、掛け金分が所得控除されるため、節税効果が副業の収入に対してダイレクトに反映されます。

副業の収入をただ貯金するだけではもったいないです。

iDeCoに回すことで「節税+資産運用」という形で有効活用が可能です。


iDeCoの基本ルール

iDeCoを始める前に押さえておきたい基本的なルールをご紹介します。

  1. 加入できるのは20歳以上60歳未満
    公務員、会社員、自営業者など、ほぼ全ての人が加入できます(専業主婦・主夫も可能)。

  2. 掛け金の上限がある

    • 自営業者:月6万8,000円

    • 会社員(企業年金なし):月2万3,000円

    • 会社員(企業年金あり):月1万2,000円

    • 公務員:月1万2,000円

  3. 原則60歳まで引き出せない
    資金が途中で必要になっても引き出せないため、無理のない範囲で掛け金を設定することが重要です。


NISAとの違いは?

iDeCoと並んで人気のあるNISA(少額投資非課税制度)との違いも押さえておきましょう。

NISAはいつでも引き出せる柔軟性が魅力ですが、iDeCoは節税効果が高いのが特徴です。

両方をうまく組み合わせて活用するのがベストです。


iDeCoは税金対策だけでなく、老後資金の計画的な積み立てにも役立つ制度です。

次のセクションでは、私自身がiDeCoを始めるに至った具体的な理由やその効果について詳しくお話しします。

なぜiDeCoを選んだのか:私のケース

iDeCoの存在を前々から知ってはいたものの、「60歳までお金が引き出せない」「手数料がかかる」といったデメリットに引っかかり、なかなか踏み切れなかった私。

正直なところ、NISAのほうが柔軟で魅力的だと思い、そちらを優先して始めていました。

しかし、副業収入が増え、40万円そこそこまで達した頃、税金の負担がさらに重くなったことで、状況が一変しました。


iDeCoを選んだ3つの理由

1. 節税効果の大きさを実感
年末調整で「こんなに税金が増えるの?」と驚いた私は、改めてiDeCoの節税効果についてシミュレーションしてみました。
例えば、年間24万円(毎月2万円)をiDeCoに積み立てると、所得税率10%、住民税10%の場合、年間約4万8,000円もの節税が可能であることが判明しました。この金額を大きいと捉えるか小さいと捉えるかは人それぞれですが、私にとっては無視できない額でした。

2. 老後資金を着実に積み立てたい
副業を始めた背景には、子どもたちの教育資金の捻出が主たるものでしたが、老後の資金準備に対する不安も少なからずありました。「税金対策」という短期的な視点だけでなく、長期的に資産を積み立てられるiDeCoは、まさに一石二鳥。老後に備えながら、今の税金負担を軽減できると気づいたのです。

3. 手続きが意外と簡単だった
「金融機関で面倒な手続きが必要なのでは?」と思っていましたが、実際に始めてみると、想像以上に簡単でした。ネット証券で必要な書類を用意し、オンラインで手続きを進めるだけ。煩雑さを理由に敬遠していた自分に「もっと早く始めればよかった」と思うほどでした。


iDeCoを始めて感じた変化

実際にiDeCoを始めてから、いくつかの大きな変化を感じています。

  1. 税金負担が軽くなった
    年末調整や確定申告で節税額を確認したとき、「やってよかった!」と実感しました。特に副業収入が増えた分、控除の効果をはっきり感じることができました。

  2. 資産形成への意識が高まった
    これはNISAでも同様のことですが、iDeCoでは自動的に積み立てられる仕組みのため、「確実にお金を貯めている」という安心感があります。また、運用商品を選ぶプロセスを通じて、金融リテラシーも自然と向上しました。

  3. 老後の漠然とした不安が減少
    節税効果を得ながら老後資金が増えていくことが目に見えるので、将来に対する不安が軽くなりました。


iDeCoを始めたことで、税金に対するストレスが減り、資産形成というポジティブな目標にフォーカスできるようになりました。

次のセクションでは、iDeCoを始めるにあたってのメリット・デメリットをさらに深掘りしていきます。

iDeCoのメリットとデメリット

iDeCoを始める際には、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが大切です。ここでは、私が実際に感じたiDeCoの特徴を整理しつつ、NISAとどのように使い分けるべきかを考察します。


iDeCoのメリット

1. 節税効果が大きい
iDeCoの最大の魅力は、掛け金が全額所得控除の対象になる点です。特に副業をしている人にとっては課税所得を減らす手段として非常に効果的です。さらに、運用益が非課税になるため、長期的な資産運用を考える際に有利です。

2. 老後資金を計画的に準備できる
iDeCoは、原則60歳まで引き出せない仕組みです。これは一見デメリットに見えますが、計画的な資産形成を目指す人にとっては「使い込む心配がない」といった安心材料でもあります。

3. 老後受け取り時の税金も軽減される
退職金や年金として受け取る際に、それぞれ「退職所得控除」や「公的年金等控除」が適用されるため、最終的な税負担を抑えられる仕組みです。


iDeCoのデメリット

1. 60歳まで資金を引き出せない
急な出費に対応できないため、生活費や短期的な資産運用用の貯蓄は別に確保しておく必要があります。

2. 手数料が発生する
iDeCoには加入時・運用中・受取時に手数料がかかります。ただし、手数料の低い金融機関を選ぶことで、コストを抑えられます。

3. 運用リスクがある
元本保証型の運用商品を選ぶことでリスクを抑えられますが、リターンも期待できません。一方、投資信託などを選ぶ場合は、リスクとリターンのバランスを考慮する必要があります。


iDeCoとNISAの併用が有効な理由

  • iDeCoは節税効果が大きく、老後資金の積み立てに最適ですが、途中引き出しができない点がデメリットです。

  • NISAは、途中引き出しが自由で、短期~中期的な資産運用に適しています。

私はこの2つを次のように使い分けています:

  • iDeCo:老後の資金準備として、余剰資金を積み立て。

  • NISA:急な出費や将来の中期的な目標(教育費など)に備えるための運用。

この併用により、それぞれのデメリットを補いながら、効率的な資産形成が可能になります。

iDeCoには「資金が引き出せない」「手数料がかかる」といったデメリットがありますが、節税効果や老後の計画的な資産形成を考えると、それを上回るメリットがあると感じています。

また、NISAとの併用によって、短期・中期・長期の資産運用をバランスよく進めることが可能です。

次のセクションでは、iDeCoを始めたい方に向けた具体的な手順をご紹介します。

iDeCoを始めるためのステップ

iDeCoを始めたいと思ったら、具体的な手続きに移る必要があります。

しかし「何を準備すればいいの?」と不安になる方も多いかもしれません。

実際に私がiDeCoを始めたときの流れを参考に、初心者でもスムーズに進められるステップをご紹介します。


1. 自分がどれだけ掛け金を積み立てられるか確認する

iDeCoには掛け金の上限があり、職業や加入している年金制度によって異なります。

まずは自分がどれだけ積み立てられるのかを確認しましょう。

  • 自営業者:月6万8,000円まで

  • 企業型年金なしの会社員:月2万3,000円まで

  • 企業型年金ありの会社員:月1万2,000円まで

  • 公務員:月1万2,000円まで

また、無理のない範囲で掛け金を設定することが大切です。

余裕資金を活用し、長期的に続けられる金額を選びましょう。


2. 金融機関を選ぶ

iDeCoの運用口座は金融機関(証券会社や銀行)で開設します。選ぶ金融機関によって手数料や運用商品の種類が異なるため、以下のポイントを基準に選びましょう。

  • 手数料の安さ:加入時や運用中の手数料が低いところを選ぶ。

  • 運用商品の豊富さ:投資信託や定期預金など、自分に合った運用商品を選べるか確認する。

  • サポート体制:初心者にもわかりやすい説明やサポートがあるかどうか。

ネット証券は手数料が安く、運用商品の選択肢が多いのでおすすめです。


3. 必要書類を用意する

口座開設には以下の書類が必要です。事前に準備しておくとスムーズです。

  • 年金手帳または基礎年金番号の確認書類

  • 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)

  • 金融機関口座情報(掛け金の引き落とし口座)

金融機関ごとに必要書類が異なる場合があるため、事前に確認しましょう。


4. 運用商品を選ぶ

口座開設後は、実際に運用する商品を選びます。iDeCoでは、元本保証型の商品とリスク型の商品(投資信託など)の両方を選べます。

  • リスクを抑えたい場合:定期預金や保険商品などの元本保証型を選ぶ。

  • リターンを狙いたい場合:投資信託を選ぶ。ただし、運用リスクがあることを理解しておきましょう。

私の場合、掛け金がそれほど高額ではないことから、リスクはあまり考えず、投資信託を選択しました。

具体的には、全世界(日本を除く)に投資する商品を6割、新興国に投資する商品を4割の割合で組み合わせています。

この配分にした理由は、全世界型の商品でリスクを分散しつつ、新興国の成長性に期待してリターンを狙うためです。


5. スタート!運用状況を定期的に確認

口座を開設し、運用商品を選んだらいよいよスタートです。

掛け金の引き落としや運用が自動で行われるため、日々の手間はほとんどかかりません。

ただし、運用状況は定期的に確認しましょう。

  • 半年~1年に1回:運用商品の成績やポートフォリオを見直す。

  • ライフイベントの変化に応じて掛け金を調整:昇給や支出増加に合わせて掛け金を変更することも可能です。


iDeCoを始めるまでの手続きは、思った以上に簡単です。

最初のハードルが高く感じられるかもしれませんが、金融機関のサポートを活用しながら進めれば問題ありません。

老後資金の準備だけでなく、節税効果も得られるiDeCoを、ぜひ生活の一部に取り入れてみてください。

次のセクションでは、iDeCoを始めて実感したメリットや私の具体的な運用成果についてお話しします。

iDeCoを始めて実感した効果

iDeCoを始める前は、「本当にこれで効果があるのかな?」と半信半疑でした。

しかし、実際に運用を始めてみると、目に見える形で変化を実感できるようになりました。

ここでは、私がiDeCoを通じて感じた具体的な効果をご紹介します。


1. 節税効果を実感

iDeCoの最大のメリットである節税効果は、実際に始めてみると大きな安心感をもたらしてくれました。

掛け金全額が所得控除の対象となるため、年末調整や確定申告で税金の軽減を確認したとき、「やってよかった!」と心から思いました。

例えば、毎月2万円を積み立てた場合、所得税率10%、住民税率10%とすると、年間で約4万8,000円もの節税が可能です。

この額は家計において無視できない金額で、生活費の一部や、さらなる資産運用の資金に充てられると考えると、大きな価値を感じました。


2. 老後資金の積み立てが進んでいる安心感

iDeCoの仕組みでは、60歳まで積み立てた資金を引き出すことができません。

最初は「不便かも」と感じていましたが、実際にはこれが計画的に老後資金を準備するための最大の強みでした。

毎月自動的に積み立てが進むため、「確実に老後のための資金が積み上がっている」という安心感を得られています。

特に副業収入を活用しているので、日々の生活に影響が出ない点もメリットです。


3. 投資についての知識が深まった

iDeCoを始めたことで、資産運用について考える時間が増えました。

例えば、全世界(日本除く)や新興国に投資する商品を選ぶ際、どの地域に成長性があるのか、リスクをどう管理すればいいのかを調べる中で、自然と金融リテラシーが向上しました。

以前は「投資は難しそう」と思っていましたが、少額から始めるiDeCoのおかげで、投資の基礎を学びながら運用できています。

将来、NISAや他の投資商品にも応用できる知識を得られた点は、大きな副次効果です。


4. 税金や資産運用に対する意識の変化

iDeCoを始めたことで、税金の仕組みや資産運用の大切さについて考えるきっかけになりました。

副業で得た収入を「ただ消費する」だけでなく、「将来の自分のためにどう活用するか」を意識するようになったのは、iDeCoがもたらした大きな変化だと感じています。


iDeCoを始めてみると、節税効果だけでなく、老後資金の計画的な積み立てや金融リテラシーの向上といったさまざまな効果を実感しました。

始める前は不安もありましたが、今では「もっと早く始めればよかった」と思えるほど満足しています。

iDeCoは一度始めれば自動的に運用が進むので、手間をかけずに長期的な資産形成をしたい方には特におすすめです。

次のセクションでは、iDeCoを活用する上での注意点や、今後の私の運用プランについてお話しします。

iDeCoを活用する上での注意点

iDeCoは節税効果が大きく、老後資金を計画的に準備するために非常に有効な制度です。

しかし、活用する上でいくつかの注意点があります。これらを理解しておくことで、失敗や後悔を防ぎ、より効果的に運用することができます。


1. 60歳まで資金を引き出せない

iDeCoの最大のデメリットとも言えるのが、積み立てた資金が原則60歳まで引き出せない点です。

急な出費やライフイベントの変化に対応できないため、iDeCoに回す金額は無理のない範囲に設定することが重要です。

対策:生活費の予備資金を別途確保

  • 日常生活で必要な緊急資金や短期的な目標のための資金は、別の口座や運用商品(例:NISAや普通預金)に分けて管理しましょう。

  • 私自身も、手元資金として数ヶ月分の生活費を確保したうえで、iDeCoを始めました。


2. 手数料に注意

iDeCoには加入時・運用中・受取時に手数料がかかります。

特に運用中の管理手数料は金融機関によって異なるため、注意が必要です。

対策:手数料の低い金融機関を選ぶ

  • ネット証券は手数料が低い場合が多く、運用商品の選択肢も豊富です。

  • 運用コストが積み立て期間全体で大きな差を生むことを考慮し、事前に比較検討しておきましょう。


3. 運用リスクがある

投資信託などリスク型の運用商品を選ぶ場合、運用成績次第では元本割れの可能性があります。

特に、新興国株式や先進国株式などのハイリスク商品を選ぶ場合は注意が必要です。

対策:分散投資を心がける

  • 投資先を全世界型、新興国、国内株式・債券など複数の商品に分散することで、リスクを軽減できます。

  • 私は「全世界(日本除く)」と「新興国」に6:4の割合で投資していますが、この配分はリスク許容度に応じて調整が可能です。


4. 掛け金の設定に注意

掛け金は、職業や加入している年金制度に応じて上限が決まっています。

また、設定した掛け金は毎月自動的に引き落とされるため、無理のない範囲での設定が必要です。

対策:ライフプランに合わせて調整

  • 掛け金の変更は年1回可能なので、収入や支出の状況に応じて見直しましょう。

  • 副業収入の一部を充てる場合は、生活費への影響を最小限に抑えることを意識すると安心です。


5. 制度変更の可能性を確認する

iDeCoは国が提供する制度であり、法律や税制の変更に伴って条件が変わる可能性があります。

これにより、掛け金の上限や税制優遇が見直されることも考えられます。

対策:最新情報をチェック

  • 定期的に金融機関やiDeCo公式サイトで最新の情報を確認しましょう。

  • 制度変更が行われた際に柔軟に対応できるよう、他の資産運用方法も併用しておくことをおすすめします。


iDeCoは、老後資金を計画的に積み立てる上で非常に優れた制度ですが、資金の引き出し制限や運用リスクなど、注意すべき点も多くあります。

これらの注意点を理解し、適切に対応することで、iDeCoのメリットを最大限に活用できます。

次のセクションでは、私の今後の運用プランについてお話しします。

私の今後の運用プラン

iDeCoを活用して節税効果を得ながら老後資金を積み立てる中で、私自身の運用プランも徐々に具体化してきました。

このセクションでは、現時点での運用方針や、今後どのようにiDeCoを活用していくかをご紹介します。


1. 現在の運用方針

現在、私は「全世界(日本除く)」と「新興国」の投資信託を6:4の割合で運用しています。この配分にしている理由は以下の通りです。

  • 全世界(日本除く):世界経済全体の成長に連動し、リスクを分散させる効果が期待できる。

  • 新興国:高い成長性が見込まれるため、リターンを重視した選択。

掛け金は毎月2万円とし、副業収入の一部を活用しています。

これにより、生活費に影響を与えることなく資産形成を進められています。


2. 定期的なポートフォリオの見直し

運用商品や配分は、半年に1回程度見直す予定です。

投資信託の成績や経済環境の変化に応じて、以下のような調整を考えています。

  • リスクを抑えたい場合:元本保証型の商品を追加。

  • リターンを狙いたい場合:新興国の割合を増加。

また、年齢やライフイベント(子どもの進学や住宅ローンの状況など)に応じて、リスクを減らし安定志向の商品に切り替えることも検討しています。


3. 他の資産運用方法との併用

iDeCoだけに頼るのではなく、NISAや普通預金、その他の投資商品を併用することで、資産の流動性を確保しています。

  • 短期資金:生活費や緊急時に備えて、普通預金で確保。

  • 中期資金:NISAを活用し、教育費やその他のライフイベントに対応。

  • 長期資金:iDeCoで確実に老後資金を積み立て。

これにより、各期間の資金ニーズに対応しながら、iDeCoの引き出し制限の影響を最小限に抑えています。


4. 掛け金の増額も検討

現在の掛け金は月2万円ですが、副業収入が安定してきたため、将来的に掛け金を増額することも視野に入れています。

ただし、無理のない範囲で設定し、他の生活費や運用資金とのバランスを慎重に考えます。


5. 老後資金の目標額を設定

iDeCoを通じて最終的にいくらの老後資金を確保したいのか、目標額を明確にすることで、運用のモチベーションが維持できます。

私は現時点で、老後に必要な生活費の3割をiDeCoでまかなうことを目標にしています。

これに基づき、掛け金や運用商品の選定を行っています。


今後もiDeCoを中心に据えつつ、経済状況や自身のライフステージの変化に応じて柔軟に対応することで、長期的な資産形成を目指します。

iDeCoは自動的に積み立てが進むため、運用開始後の手間はほとんどありません。

しかし、定期的な見直しと調整を怠らないことで、その効果を最大限に引き出せると考えています。

次のセクションでは、この記事を読んでくださった皆さんに向けて、iDeCoを始めるための最後のアドバイスをお伝えします。

まとめ:iDeCoは副業収入の有効活用に最適

この記事を通じて、iDeCoが持つメリットやデメリット、そして私自身の実体験を基にした具体的な活用法をお伝えしました。

最後に、要点を振り返り、iDeCoがどのように副業収入を有効活用する手段として役立つのかをまとめます。


iDeCoのポイント

  1. 節税効果が大きい
    掛け金全額が所得控除の対象となり、副業収入が増えて課税所得が上がった場合の税負担を軽減できます。

  2. 老後資金を計画的に積み立てられる
    自動的に積み立てが進む仕組みで、確実に老後のための資金を準備できます。

  3. 運用益が非課税
    長期的に運用することで、税金がかからない運用益を効率よく得られる。


副業収入とiDeCoの相性

副業収入を活用してiDeCoに積み立てることで、日常の生活費に影響を与えずに老後資金を準備できます。

また、節税効果を得ながら資産形成が進むため、収入増加に伴う税負担への対策としても非常に有効です。


iDeCoを始めるための一歩

iDeCoは国が提供する制度であり、始めるための手続きや情報も豊富に整っています。

  • まずはシミュレーションを行い、自分に合った掛け金を確認しましょう。

  • 手数料が安く、サポート体制が充実している金融機関を選ぶことも重要です。


最後に

私自身も最初は不安を感じながら始めたiDeCoですが、今では節税効果や資産形成の安心感を実感しています。

この記事が、皆さんの資産形成や税金対策のきっかけとなり、より豊かな未来につながることを願っています。

「iDeCoを活用して、副業収入を未来の自分のために役立ててみませんか?」

いいなと思ったら応援しよう!