私がオンライン家庭教師を続ける理由
オンライン家庭教師として働く理由には、収入だけではなく、もっと深い意味があります。以下では、その背景をお話しします。
1. 小児がん支援ボランティアでの学び
私は小児がんや重い病気を抱えた子どもたちとその家族を支援する特定非営利活動法人で、学習支援ボランティアを行っています。
病気のために学校に通えない子どもたちに「個別最適な学び」を提供し、彼らが自分のペースで学べるようにサポートしていくための、スキルアップの必要がありました。
私自身の指導スキルを磨くためにも、オンライン家庭教師の活動は非常に大きな役割を果たしています。
2. 息子の発達障害と学びのサポート
私には発達障害を抱える息子がいます。
彼は学びに対して強い意欲を持っているものの、学校や家庭でのトラブルが多く、学業を進める上で特別な支援が必要です。
診療内科への通院や薬の費用もかさみ、彼の学びを支えるために経済的な負担が増しています。
オンライン家庭教師の活動は、彼をサポートするための資金を得ながら、私自身が学習支援スキルを高めるための手段として非常に重要なのです。
3. 娘の学びと家族全体の成長
私の娘も塾や習い事に通い、彼女の学びを支えるためにも多くの時間とお金を投じています。
収入の大部分は子どもたちの教育に使われており、私の生活は子どもたちの「学び」を中心に回っています。
彼らがそれぞれの夢に向かって成長していく姿を見守ることは、私たち家族にとってかけがえのない喜びです。
4. オンライン家庭教師を通じた学びの支援
息子は現在大学に通っていますが、単位を落としたため卒業が2、3年延期される可能性があります。
これに加えて、娘の大学進学が重なることあり、我が家の今後の収支状況と、退職後の生活を見据えたファイナンシャルプランナー(FP)との相談では、場合によっては、我が家の家計が危機的な状況に陥る可能性があるとのアドバイスを受けました。
何かを削るか、または諦める決断を迫られるかもしれない状況です。
こうした経済的な不安を抱えつつも、オンライン家庭教師として働き続けることで、家族を支えるための重要な役割を果たしていると感じています。
5. 学習支援者として家庭教師をサポート
また、私は「子どもたちの学習支援者」として、オンライン家庭教師をしている方々を支援することにも力を入れたいと考えています。
家庭教師は、生徒の未来に直接影響を与える重要な存在です。
私自身の経験をもとに、他の家庭教師たちにも指導法やサポートスキルを共有し、より良い指導環境を作る手助けをしたいと願っています。
オンライン家庭教師という仕事は、私にとって単なる収入源ではなく、生徒の未来を明るくするためのライフワークです。
生徒たちの成長を支えながら、私自身も学び続けられるこの仕事を、これからも全力で続けていきたいと考えています。